トリマルキオ級給糧艦/十五式特殊回転翼機ギトン

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Trimalchio Class Food Supply Ship
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Type 15 Autogyro Plane Giton


【概要】
民主連邦海軍待望の大型給糧艦。
一艦隊を維持するに十分な食事を提供することができる。海上のレストランである。
実際に温かくかつ美味しいご飯が食べることができると将兵には極めて好評であり、涙を流して喜ぶ者もいた。
艦付属の専用オートジャイロは偵察用というよりは遠隔地に料理を運ぶためのものである。
その証拠に後部にはピザ保温・調理窯が取り付けられている。
いずれにせよ民主連邦にしては有用な兵器を開発したと諸外国から評された。


【開発経緯】
世界中どの軍でも食事の美味しさと敢闘意欲は比例するものである。
その中でもレゴランド民主主義連邦はその最右翼といってもいいぐらい兵站に士気が左右された。
民主連邦将兵は厳しい状況でも質の良い糧食を求め、叶わないと士気が大幅に低下した。
例えば陸軍はどんなに水不足の状況でもパスタを茹で、ピザを食した。
また作戦行動中に食事が不足したら雪崩を打つように脱走兵が相次いだのである。

その事情は海軍でもさほど変わらなかった。
長期間の航海が必要な海軍は缶詰を糧食とすることが多かったが兵員の中には明らかに不満を表す者もいた。
ましてや食糧が足りなくなった場合叛乱さえ起こりかねないと想定されていたのである。
艦内の士気に大きく関わる為艦隊は定期的に寄港せざるを得なかったのであった。
食糧問題は艦隊司令官を常に悩ませ続けたのであった。

こうなると艦隊と同行する厨房…給糧艦が欲しくなるのも当然であった。
海軍は「航海中にて兵員の食糧を改善し、その士気を上げ、維持するため」という名目で大型給糧艦の導入を決意する。
一艦隊の食糧をまかない、かつ高品質の食事を提供するには巨大な厨房を持つ船舶が必要なのであった。
そしてその巨大な厨房を維持するために民主連邦内の各地から腕利きの料理人が集められたのである。
また船内には電熱式コンロやガス式の大窯、大型野菜カッターといった最新の調理器具が詰め込まれた。
他にも長期間の航海に耐えられるために冷凍室を作るなど、本気の造船で将兵の期待に挑んだのであった。
これは全て美味しいご飯が食べたいという海軍全兵員の強い意気込みがなせる技であった。

こうして発案からわずが3ヶ月と言う極めて迅速な速度で本艦…トリマルキオ級給糧艦は完成したのであった。
既存の船体(民間の貨物船を買い取った)とはいえ異常な早さで改装が終了し、タラント軍港に姿を現した。
工員も含めた将兵全員が全力を挙げて造船したため異次元の速度で進水までこぎつけたのである。
港にいた非番の水兵までもが全くのボランティアで建造を手伝ったという。
それだけ美味しいご飯に対する執着は凄かったわけである。

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【乗員:11名 武装:75mm軽砲*2 13mm機関砲*1 7.7mm機関銃*1 】

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技術の粋を集めた艦内厨房。最小限の人数で多数の料理を作れる設備が揃っている

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①:電子調理機。いわゆる電子レンジである。細かな調理をするときに適している。
②:電気焜炉。二口ある便利なコンロ。焼物に向いている。
③:大型電気釡。大人数の糧食にも対応可能な巨大釡。煮炊きはオールを使って撹拌する。

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④:冷温水貯蔵機。ウォーターディスペンサーである。熱湯も供給可能。
⑤:自動式野菜皮剥機。野菜を細かく自動で切り刻む。刃を変えればいろんな野菜に対応できる。
⑥:高火力ピザ窯。高い出力により極めて短時間で焼き立てピザが作れる。ピザは将兵に人気である。

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⑦:冷凍倉庫。長期航海でもある程度はバリエーション豊富な糧食を提供することができる。

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厨房は大変暑いので平時は側面装甲を開くことができる。防御力なんて当然ない

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給糧艦なので申し訳程度の武装しか持っていない。側面の75mm軽砲は陸軍の歩兵砲を無断コピーした

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上艦橋部分。視界が採れるように作られている

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艦橋内部。艦隊司令艦としての任務もこなせないこともない

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LEGO大国から輸入した最新鋭レーダー。敵をいち早く察知し安全な海域に避難することができる

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後部から。付属オートジャイロのためのヘリポートが設けられている

【運用】
トリマルキオ級給糧艦は海軍内の士気に革命をもたらした。
新鋭の調理システムから生み出される温かい食事は司令長官から一兵卒まで諸手を挙げて歓迎されたのである。
数ある民主連邦の兵器の中でも実際これが一番役に立つものであった。
「民主連邦の独自開発兵器の中で唯一見るべきもの」とある海外の軍事評論家は評している。

給糧艦が付随した艦隊の兵士たちはご飯の美味しさに感涙したという。
それはそうであろう。死ぬほど硬い乾パンと死ぬほど塩辛い塩漬け肉と缶詰から解放されたのだから。
軍諜報部が調査したところによると、給糧艦がある場合とない場合では将兵の勤務効率に平均3倍の差があったという。

上層部としても、貧弱な水上戦力しか持たないくせにやたらと外洋に出たがる民主連邦海軍にとって常に問題となる兵站をアシストしてくれるきわめて頼もしい船舶であった。
現在も階級を問わず、多くの将兵に愛される艦となっている。


〈十五式特殊回転翼機ギトン〉

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トリマルキオ級給糧艦で作られた食事は保温箱に入れられ他の艦艇にカッター等で搬入されることが当初から想定されていた。
しかし保温箱に入れているとはいえ船等で内陸の遠隔地等に温かい食事を届けることは困難である。
それに対して多くの高級将校が不満を示していた。彼等は前線でも贅沢な食事が楽しみたいのだ。
遠くの場所にも美味しいご飯を届けるためにわざわざ製作されたのが本機、十五式特殊回転翼機ギトンである。
他国ではまず見られない特殊な兵器であり、食事に執念をかける民主連邦軍らしい兵器といえるだろう。

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ギトンはいわゆるオートジャイロであるが、特殊と銘打っている通り通常のオートジャイロと異なった特徴を持つ。
後部がピザ保温器となっているのである。一度に4枚のピザを運ぶことができる。
これによって遠隔地にも熱々のピザを提供することができるようになった。
また保温器は温度を上げるとピザ窯にもなるため、簡易的な野戦炊事としても活躍することができたのである。
内陸深く進攻した味方海軍部隊への補給を想定した仕様である。

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勿論、艦備え付けヘリとして偵察・観測任務にも就くことができる。
しかしピザ保温器を後部に後ろに抱えた状態なので飛行性能は良くないし非武装である。
何よりも敵に撃墜されてしまった場合、温かい食事が頂けなくなると将兵の士気が大幅に下がる。
ということで戦闘や偵察任務につくことは皆無である。

この十五式特殊回転翼機ギトンはトリマルキオ級給糧艦のために設計されたので配備数は極めて少ない。


【実戦】
トリマルキオ級給糧艦が直接戦闘に参加したことは現在のところまだない(というかその状況はいろいろとまずい)。
ただし主力艦隊の航海の際にはほとんどといっていいほど随伴として派遣されている。
また災害時には人民へ食事を提供するために出動し、大きな成功をおさめた事例も存在している。
オートジャイロで着地さえできれば海岸沿いの奥地なら食料品を運ぶことができるためである。
民主連邦的な兵器の珍しい成功系と言えるであろう。

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海外植民地の港に停泊するトリマルキオ級。艦としてはかなり大型の部類に入る




【開発後記】
ミリタリーなレゴ作品で給糧艦ってみたことないな?と思いあまった既成船体で作ったものです。
この一体パーツの船体は内部が広くとれるのでいろいろと作り込めますねぇ。
何気なく作ってみたらツイッターでの反響が大きく驚いた作品です。
兵站とか糧食をあれこれ想像するのが結構好きですね。うん。

ユリウス・ネポス級兵員輸送艦

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Julius-Nepos Class troopship


【概要】
民主連邦海軍が迅速な兵員輸送の実現のために開発・配備した輸送艦。
カッターボートやゴムボートを格納でき陸地に向けて無駄のない輸送が可能。
内部に病院機能を備えているのも地味に嬉しい。
島嶼部が多く海を越えた輸送が必須の民主連邦軍にとってありがたい存在である。
当然輸送艦なので武装はほぼ無いに等しい。味方艦に守ってもらおう。


【開発経緯】
半島国家であり、見境のない領土拡張をした民主連邦にとって迅速な兵員輸送は当初からの課題であった。
領土となる島や海外領土はあまりにも多く、すべての領土に十分な守備隊を置くのは到底不可能であった。
しかし丸腰という訳にもいかず、万一侵攻された場合即刻に援軍や奪還部隊を派遣しなくてはならない。
そしてそれには当然スピードが必須であった。侵攻軍が十分な兵力を投入してきた場合奪還は厳しいからである。

今まで海軍は民間船を利用して部隊や物資を輸送していた。
そして有事の際にはそのまま徴用して戦地に派遣することを考えていたのである。
(この国は軍国であり、民間からの乱暴な徴用は無理なくこなすことができた。)
しかしいくら軍事国家だからと言って民間からの徴用は時間がかかった。
手続き上書類を提出し議会で諮問しなければならず、即応性に乏しいものであった。

そして海軍が専用の陸戦部隊、陸戦隊を創設した時、余勢をかって海軍の兵員輸送船を開発することを決定した。
陸戦隊は上陸戦・島嶼防衛・奪回に秀でた精鋭部隊であった。
しかし輸送船を迅速に用立てることができなければその能力も無駄となる危険性が大いにあったのである。
せっかくの新設精鋭部隊を活かしたかった海軍上層部は早急に兵員輸送船の開発を命じた。

船体は民間用の船体を流用するなど、製作期間の短縮に努めた軍需メーカー、銀星重工の努力により構想からわずか3ヶ月で本船の一番艦は完成した。
実際兵員さえ輸送できればいいのだから楽なものであった。

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【乗員:3名(輸送可能定員15名) 武装:5インチ速射砲*1】

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指令室内部。半分吹きさらしで寒い。あと火災が怖いのでいろんなところに消火器がある

【実戦】
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〈上陸用にカッターボートを下す本艦。クレーンは曳航や修理等多用途である。〉

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〈カッターボートの他ゴムボートも備える。敵前上陸は多分無理だとは思う。〉

本艦は日ごろから物資の輸送や兵員の輸送に使用されており重宝されている。
また接岸しなくても小型船で輸送できるメリットも大きく、港湾機能が未整備の遠隔島嶼部でも重宝されている。
しかし武装は貧弱であり5インチ速射砲の他は歩兵用自動小銃や機関銃を載せるための架が舷側に備えられているのみである。


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病院船としての側面も持つ。軍医が常駐している。

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対空・対水上レーダーも駆逐艦には劣るが周辺の小型船の司令塔となる程度の能力は持ち合わせている。




【開発後記】
大分前から作っていた兵員輸送船。
手直しして内部を病院船ぽくしてみました。こういう船があると多分重宝するだろうなぁと。
その分ネタ的要素が薄まってしまったのでちょっと残念だったりする。

オトー級警戒発動艇

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Otto Class Patrol Motorboat

【概要】
民主連邦海軍が現在運用している警戒発動艇、もとい沿岸警備艇。
(名前がややこしいのは本兵器に限ったことではない)
初の強化プラスチック製船体等可能な限りの軽量化と大馬力エンジンを組み合わせた結果40ノットという高速性を得ることに成功した。
なおとても小型の為荒天時には出撃できないし少し波があると大きく揺れるため酔い止めは必須である。
乗員からは「ロデオマシーン」と呼称され恐れられている。
とはいいつつ生産性の高さや利便性から今日も長大な民主連邦海岸線を何とか守っている健気な子である。


【開発経緯】
半島国家、民主連邦の海岸線は真に長大なものであった。
入り組んだ複雑な半島部、多数の島嶼から成り立つ海岸線は海産資源や貿易などによる多大な利益を古来より与えていたが、それと同時に海防の困難さを否応なく与えていた。
世界でも有数の長さの海岸線をどうすれば効率よく哨戒・防衛できるのか。
民主連邦海軍はその問題に常に直面していた。

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〈民主連邦を取り巻く長大な海岸線。〉

さて、今まで海軍は大型艦を運用することにより外洋にて敵戦力を撃滅する方針であった。
そのために重厚長大な大型艦、そしてそれには巨砲が集中的に積み込まれた。
補助艦の運用には消極的であった。

しかし近年の周辺諸国海軍の大幅増強は民主連邦海軍の戦略を根本から覆すことになったのである。
かつてあった艦艇の優位性はその質量共に崩壊し、圧倒的な戦力投射のよる外洋撃滅方針は撤廃された。
また、某国による紛争により発生した難民が小型船に乗り海軍の哨戒線を潜り抜け民主連邦本土に上陸した事件も発生した。
幸いこの事件はすぐに収束したが、もしこれが敵性国家の破壊工作員だったら…と海軍上層部を青ざめさせるには十分であった。
かくもここまで哨戒線が脆弱であったのは小型艦が圧倒的に不足していたためと考えられたのである。

そこで海軍軍令部は生産が容易な哨戒艇の製作を民主連邦軍需産業のトップである銀星重工に命じた。
銀星重工の開発陣は軽く、かつ生産性が高い強化プラスチックを船体に取り入れ軽量化に努めた。
この決定には銀星重工が石油化学工業は比較的得意であった為と言われている。
また機械部品全般に弱い同企業は要となるエンジンや無線機等を海外から輸入しより無難な性能にまとめ上げた。
他国製を多く利用した理由は銀星重工自体がこの地味な哨戒艇生産に乗り気ではなかったためという説が有力である。
当時銀星重工は原子力潜水艦の生産にまい進しており、生産施設や労力を哨戒艇に割きたくなかったのである。

哨戒艇のプロトタイプは試作命令から3ヶ月という短い期間で完成、一部備品の追加が行われたのみで本生産に入った。
強化プラスチック製の船体は意外と頑丈であり、メンテナンスもしやすいため乗員からは好評であった。

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【乗員:3名 最高速度:40ノット 固定武装:20mm機関砲*1 時限機雷*2】

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機雷を敷設することができる。民主連邦海軍では実は機雷を搭載できるのは本兵器のみである。

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他国から輸入した発動機。民生用であったが二機束ねたことにより強力な推進を発揮してくれる。
乗員が保持しているのは携帯式の誘導型対戦車無反動砲だが敵艦相手にこれをぶつけるというのも酷である。
でもこれしかない。

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基地に停泊する警戒発動艇。前面の20mm機関砲は異様な威力を見せてくれる。対地対空用。

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必要最低限の物しか備え付けられてはない。当然長距離長期間の航海は不可能。
一日で帰るようにしたい。というか帰りたい。




【開発後記】
実は今年初めには既に完成していたりする作品だったりする哨戒艇。
遅れた理由はあんまり特徴がなく普通に優秀そうな兵器だなぁと感じていたからだったり。
書きにくいんですよ失敗兵器じゃないと。
こういう未公開兵器がたくさんあったりします。公開したい。

ロムルス・アウグストゥス級巡洋潜水艦

出撃
Romulus-Augustus Class Cruiser Nuclear Submarine

【概要】
民主連邦海軍が開発した大型原子力潜水艦。
戦略型原潜という至極まっとうな兵器の一方、三連装砲といったかなりのロマン兵器的な要素も多分に含んでいる。
いわば多用な任務に従って運用できるようにした潜水艦である。よく言えば万能、悪く言えば器用貧乏。

世界でも屈指の大型潜水艦であるが、この大きさで船型というのも珍しい。そして三連砲がついているのはこれだけである。
ちなみに艦名のロムルス・アウグストゥスとは西ローマ帝国最後の皇帝の名前である。


【開発経緯】
民主連邦海軍にはかねてより超大型潜水艦を建造する計画があった。

それはロマンと空想の産物であった。
潜水艦から水上機が発進でき、砲撃戦でも戦艦に引けを取らないような「潜水戦艦空母」計画であった。
また、大型潜水艦の周りに中型潜水艦を並べて「潜水艦隊」を作るという計画もあった。
現在海軍にて採用されている『ペトロ二クス・マクシムス級潜水艦』はそのための中型潜水艦として建造されたのである。

一時期海軍の兵器局は本気でこの計画を実現しようとしていた。
多くの設計図が兵器局に持ち込まれていたのである。

設計図
〈設計図の一つ。水上機が描かれていることがわかるだろう。〉

結局この計画は技術、そして何よりも予算の都合上によっていつの間にか忘れ去られていた。

時は流れて2年後。民主連邦海軍は窮地に立たされていた。
頼みの駆逐艦2隻は旧式化し、最早極東における海軍力の主導権は喪失していたのである。
そこで切り札として核ミサイルが搭載できる戦略兵器、原子力潜水艦を建造することに決定したのだ。
予算は幸い何とか確保できた。

建造は困難を極めた。
民主連邦にとってこの大きさの潜水艦は今まで建造したことがなかった。
中型潜水艦でさえ何度も浸水事故を起こしたのである。
当然今回も多発し、30回の浸水事故と25回の爆発事故を起こした。
造船所の周りでは漁礁が大量生産された。

しかしもっとも心配されたのは原子炉である。
民主連邦にとって兵器用の原子炉は未知の領域であり、着手しようがなかった。
それに一発でも事故が起こった場合さすがに洒落にならない被害が出る危険性もある。
更には潜水艦用の核ミサイルも作るのである。
周辺諸国も「これはまずいのでは」と事態を深刻に捉えた。

そこで技術力に名高いアストメリア共和国(以下AMR)から技官を招聘し、原子炉と核ミサイルを作ってもらうことにした。
何故かAMRには原子炉や核兵器がないものの技官は製造方法を熟知していたのである。
結局核関連のみならずいろいろな技術面においてAMR技術陣を頼る事となった。
AMRは内陸国なのだが。

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〈建造中の様子。〉

そして建造から3ヶ月後、その巨大な図体はタラント軍港に姿を現した。
それはまさしく戦略兵器と言う名にふさわしいものであった。
海軍は単なる潜水艦に止まらないということで「巡洋潜水艦」という名前を与えたのである。

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【武装:28cm三連装砲*1 VLS*6 80cm魚雷*2 48cm魚雷*8 乗員:10名】

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潜水艦としてはありえない主砲28cm三連装砲。浮上から発砲まで時間がかなりかかる。

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水上用レーダーと水中用レーダー。潜望鏡は折りたためる。主砲のために測距儀が艦橋横に見える。

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VLSはいろいろと浸水が怖いので浮上したからじゃないと撃てない。後部のハッチはVLSではなく人員用である。

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前部魚雷発射管。攻撃型原潜にもなろうと欲張った結果の重武装である。
必殺の80cm魚雷発射管が2基、48cm魚雷発射管が4基。

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後部から。後部にも48cm魚雷発射管を4基装備している。

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後部機銃。対空戦闘はいろいろとあきらめている。

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原子炉はアストメリア共和国の力を借りて作成された。

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船内の様子。二段ベッドやガスコンロといった生活面にも一応の配慮が繰り広げられている。

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船内前部。80cm魚雷は内部から装填するためにハッチが開く。

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進水式の様子。大統領が視察し、水兵たちを激励した。

この潜水艦がはたして役に立つのかは不明である。多分役に立たないと思う。
それでも核兵器を含んだSSBMが撃てることには変わりなく、民主連邦が大国としての矜持を保ち続けるささやかなアイテムの一つなのである。



【開発後記】

ついにできました。原子力潜水艦です。
作ろう作ろうと思ってから2年、ようやく製作することができました。
といっても一気呵成に創り上げたので実際の製作期間は3ヶ月ほどなんですが。

思うままに作ってみましたが意外と船型の再現が楽に行きました。
僕の脳内の潜水艦と言えば葉巻型ではなく船形なのです。

今回はかなりギミックをつけてみました。いろんなところが開いたり閉じたりします。
傍らに置いてぱかぱか遊びたいですからね!

ユリアヌス級特等駆逐艦 

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Julianus Class Super Heavy Destroyer


【概要】
民主連邦海軍が鳴り物入りで建造した新鋭駆逐艦。
駆逐艦とは思えない頭が悪い超火力を誇る。
そのために「特等駆逐艦」という新しいクラスに分類された。
なおレゴシティ合衆国から設計図をいただき一部改造を施している経緯を持つ。



【開発経緯】
大艦巨砲主義。

なんて素晴らしい響きであろうか。

そう常に考えている民主連邦海軍は駆逐艦に重巡並みの砲火力を編み出すことを考え付いた。
彼らにとって砲火力こそがすべてでありミサイルやCIWSなどは眼中にもなかった。
結果的に民主連邦海軍の艦艇はガラパゴス的独自進化を遂げていたのである。
役に立つかどうかは別として。

その要望にうまく乗っかったのがレゴシティ合衆国である。
合衆国はちょうど艦艇の売り出しを進めており、民主連邦は極めて魅力的な市場であった。
そこで船体に連邦特別仕様の装備をつけて売り出したのである。
さすがである。

その武装はまさに夢のようであった。
重巡並みの28cm三連装主砲を二門も搭載し、副砲、高角砲、機銃と武装は満載であった。
駆逐艦としては異次元の火力を持っていた。
その代りVLSやCIWSはすべて省かれていた。
民主連邦海軍は設計図を購入した。

建造は御用企業、銀星重工によって驚くほど順調に進み
(といっても28回の浸水事故と7回の爆発事故はあったがいつもの事であるので「順調」である)
その姿は海軍の主要軍港タラントに表した。

ユリアヌス
【武装:28cm三連装砲*2 5インチ砲*1 12.7cm連装高角砲*2 13mm機関砲*2】

後面
〈後部から。副砲はLEGO連合王国の5インチ砲をライセンス生産したものである。〉

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ユリアヌス自慢のレーダー。LEGO大国からのライセンス生産。
民主連邦海軍の中では一番の性能を持つ。

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側舷から。連装高角砲(USLC製)がみえる。

進水式
〈ユリアヌス級の進水式。大統領と補佐官が中央に。〉

ユリアヌス級は世界各国に衝撃をもたらした。
21世紀にこの船をよく建造したな、という点でである。
各国からは「ないよりまし」という極めて高い評価を与えられている。



【開発後記】
ついにできました!新鋭艦です。
大艦巨砲主義はロマンですよねぇ。
いろんな国からいろんな技術をくっつけています。自国製がない。
レゴシティ合衆国、LEGO連合王国、LEGO大国には多謝です!

プロフィール

けーにっひ

Author:けーにっひ
駄作兵器と失敗兵器と旧兵器が大好きな人。
ロマン溢れる歪んだ兵器をレゴで作るのが趣味。
コメントいただけると嬉しいです。
どうかよしなに。

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