十一年式軽装甲車ウェリテス

11th Year Type Light Armoured Vehicle Velites

【概要】

民主連邦陸軍が機械化を進めようと開発した軽装甲車。
抜群の絶望性と絶望の装甲防御力を誇る。
不満は多々あったが陸軍の機械化を進めた功績は不朽のものである。
現在は退役、その後を十三年式軽装甲車ハスタティが埋めている。

【開発経緯】

記念すべき初の国産戦車である八年式戦車によって、民主連邦軍の機械化は大幅に進んだ。
八年式戦車の正式採用から数ヶ月も経たずして、機甲師団が新設された。
しかし、八年式戦車の量産は完全に滞っていた。
上層部が次々に仕様変更するため生産工場では大混乱が起きていたのである。
「前線に装甲車がほしい!」という現場の声は次第に大きくなっていった。

そこで兵器局は銀星重工に装甲車の開発を命じた。条件は
1.量産しやすい簡易な設計であること
2.舗装道路で時速80km以上がでること

こうして、開発命令から数ヵ月後、満を持して装甲車が完成した。開発された年から十一年式装甲車、また、軽装なことからウェリテス(軽装歩兵)と名づけられた。もちろんローマ帝国大好き大統領の命名である。

ウェリテス
【武装:30mm機関砲 7.7mm万能機関銃 最大装甲:20mm 重量:10t】

内部図解
〈エンジンは液冷である。〉

こうしてこの装甲車は将兵の歓喜の声で迎えられた。「ついに民主連邦も一等国になった!」そう実感した将兵も多かったといわれる。そして通常師団、機甲師団問わず配備された結果、戦車兵の9割以上がこの装甲車の搭乗するようになった。
華南に進撃するウェリタス
初の実戦参加は華南事変である。広大な華南の地を無茶な多方面作戦で支配領域を広げていた民主連邦軍にとって、この装甲車は極めて重宝された。しかし、華南事変も泥沼に入るにつれ、軍閥側が使用した対戦車兵器によって、芋刺しのように撃破されるようになると、一気に熱も冷めた。申し訳程度の装甲しかついてなかったためである。前線の将兵からは「軍馬」と呼ばれた。軍馬のように前線を走り回ることと、軍馬のごとく、装甲防御力が皆無だったからである。もちろん上層部は気にも留めなかった。

28mmゲルリッヒ砲搭載型
上層部は30mm機関砲の性能、特に対戦車性能に満足していなかった。しかしこの装甲車は極めて小さく、通常の対戦車砲は装備できない。そこで考え出されたのが、ゲルリッヒ砲搭載である。タングステン弾を高速で発射することによって敵戦車を撃破しようと考えたのである。幸いタングステンは豊富にあった。
28mm砲搭載型

28mm砲搭載型2
〈華南事変にて。奥に見えるのが28mm砲搭載型〉

28mm砲は扱いやすいという上々の評判だったがさすがに各国のMBT相手にはまったく効果がなかった。また、装甲もせいぜい小銃弾を防げる程度(機関銃弾も一応防げるが撃たれ続けると危険である)だし、頭が丸見えなので狙撃し放題である。また、中に手榴弾とか投げ込まれると大事なので軽機関銃が手元においてある。

指揮型
こうして、民主連邦機甲師団が完成した。しかし、前線と司令部の連絡は相変わらず通信隊による命がけの作業によったなりたっていた。そこで装甲車の車体が余っていたため、流用して指揮車を作った。
指揮型
【武装:4連装ロケット砲】

本来の目的は前線と司令部の情報伝達であった。しかし、4連装ロケット砲の威力が絶大で、そもそも司令部の命令があんまり役に立たないことを将兵は知っているため、主に攻撃兵器として最前線で戦っている。



【製作後記】
我が国の機甲師団があまりにも貧弱な装備のため、作って見ました。モデルはピューマ・・・のはずです。この三種の中では28mm砲搭載型が一番気に入ってます。

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駄作兵器と失敗兵器と旧兵器が大好きな人。
ロマン溢れるいろいろと歪んだ兵器をレゴで作るのが趣味。

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