十二年式改重戦闘機ショクシュール

12th Year Type Heavy Fighter Shokshur Improved

【概要】

民主連邦軍が膨大な予算と開発期間をかけて作られた初のステルス戦闘機。
小型な機体に合わない重武装がウリである。全翼機という特異な形状を持っている。
あまりにも高価なため現在量産は滞っている。


【開発経緯】

1年前から航空戦力の拡大に努めた民主連邦軍。今やその規模は世界でも指折りの戦力となった。
数年前までは一機も無かったにもかかわらず、である。
特に海軍航空隊のスティリコ多目的戦闘機はライセンス元のレゴシティ合衆国さえからも驚かれる程量産された。
しかし大きな欠点があった。ステルス戦闘機がなかったのである。

初めは「すてるす?なにそれおいしいの」的な立場を崩さなかった民主連邦兵器局だったが周辺国が次々とステルス機を配備するとその重要性が痛いほど理解する。
粗末な電探とドッグファイト大好き民主連邦航空隊ではステルス機と交戦した場合惨敗する危険性が大いに、というか間違いなくあった。
だがステルス機は極秘事項と先端技術満載のため他国からのライセンス取得は不可能であった。
そこで国産にすることを決意。
ステルス機はおろかまともな航空技術さえもたない民主連邦にとって蛮行ともいえる行為である。
一社だけでは困難が予想されたため三社合同でステルス機の製作が命じられた。
銀星重工、海王モーターズ、そして赤星ピザコーポレーションの合同プロジェクトが幕を開けたのである。

三社による協議の結果、海王がデザイン、銀星が製作、そして赤星が事後修正担当となる。
赤星の立場が弱いのは明らかであった。しょうがないことではあったが。

まず海王の天才科学者、フェルナンド・ポルッシェ博士がデザイン案を完成させた。
社員の証言によると彼は半日でデザインを書き上げたという。コンセプトは「ナンバーワンよりオンリーワン」と彼は豪語した。
デザイン案は兵器局に送られた。それは奇抜なデザインであった。全翼機だったのである。
しかし日虎大統領や論参謀総長は大いに気に入った。
彼らの感性に何故か触れるものがあったらしい。高官たちの反対を押し切り、デザイン案は銀星に送られた。

銀星重工本社にとどけられた設計図を見た技術者は飲んでいたホットコーヒーを噴きだしたといわれる。
ウェポンベイその他もろもろのステルス機に必要なものを内蔵するにはあまりにも機体が小さすぎたのだ。
しかも全翼機である。製作は早くも行き詰った。
そこでそのまま赤星コーポレーションに投げたのである。銀星の輝かしい名声を護るために。

こうして赤星に製作途中の機体が送られたがそれを見た社員たちは全員泡を吹いて倒れた。
そこには骨組みしかない哀れな機体が存在していたのである。
しかし赤星は諦めなかった。電子機器から何から何まで造ろうと決心したのだ。

赤星がどのようにして未知の分野であるステルス機を作り上げたかはよくわからない。
しかし社内全体で二十数名が過労死したことからも彼らが相当無理して創り上げたことがわかるだろう。
半年後、「完成しました」という短い手紙とともに完成した機体が銀星重工に送られた。

こうしてできたのが当機である。民主連邦の技術力のなさにも関わらず、ウェポンベイやレーダーなどの様々な最新鋭技術が再現してあった。赤星の技術水準が高いことが証明されたのだ。
しかしそれを危険視した銀星重工の社員たちが圧力をかけて銀星が作った、ということにしてしまった。
この機体はデータ上銀星重工がすべて創り上げたことになっている。
「俺達の苦労は・・・」ある赤星の社員はこう言って倒れたとされる。

SSR-2 ショクシュール重戦闘機
【武装:20mmカ式航空機関砲*2 短距離ミサイル*10(最大) 中距離ミサイル*2(最大)】

名称はショクシュールと名付けられた。理由は形が似ていることからである。
ちなみに改じゃない機体は試作機型で、機首にレーダーがついていないタイプである。

こうして配備された初のステルス戦闘機。
「あの民主連邦がステルス機!?」国際社会に一定の驚きを与えたとされる。
一時は木製機体説、車輪がそもそもない説などが囁かれたが、意外とまともだった、という評価を得た。
ポルッシェ博士考案の奇抜な機体の形も、その後の調査でレーダーの反射面積をある程度抑えることが判明した。
現在ショクシュールは本国の警備についている。あまりにも高価なため量産は難しいとされる。

レーダー
「赤星の奇跡」とまで言われた国産レーダー。下部の傾斜しているものが「RS-1アクティブ・レーダー」である。
上部の突起が赤外線探知を任務とするセンサーである。この二つを併用して敵機の索敵をしている。

給油プロープ
〈空中給油機がないのになぜか給油プロープが内蔵されている。反対側にはチャフ散布機のカバーが見える。〉

エンジン
赤星が総力を挙げて完成した「アンタレス航空用ジェットエンジン(ATR-1)」。きわめて強力な推力を持つが単発のため負担が大きいのが欠点である。上下に偏向し、高い機動力を確保している。

コクピット
ショクシュールのコクピット。分厚い装甲がコクピットを覆っており、十数発なら機関砲で撃たれても問題ない。貴重な熟練パイロットの生存性を高めるためである。キャノピーには金が塗布されている。

開
すべてのハッチを開けた様子。胴体内・翼内ウェポンベイを確保するためこれでもかというほど複雑な格納方法となっている。

閉
〈すべてのハッチを閉めた飛行状態。〉

機銃
〈内蔵されたカ式20mm航空機関砲。両翼で4門と高い攻撃力を持つ。〉

初飛行
〈初飛行の様子を正面から。〉

わかる通りこの戦闘機のステルス性はあまり高くない。ある程度の目くらましにとどまっており、発見された場合に備えて高い攻撃力、チャフ等の防衛機能、そして耐久力を高めている。
ショクシュールの存在意義は大きく、民主連邦単独でステルス機ができるということを証明してくれた。



【開発後記】

自分が単独で作った初のステルス機です。STL-10やスクイードなど他国からいただいたライセンス兵器の技術を流用したりしています。まぁ自分でいきなり作れませんからね・・・w
モデルはドイツ軍のHo229。その形状はステルス性があるみたいなのでこの形を採用したのですが・・・別の機体になってしまいましたね。
今回はまともな兵器紹介をした気がしますw

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No title

懐古主義のDULが、よもやステルス戦闘機を開発する時代が来ようとは……。
それにしてもステルス機を作りたかったのか、ただこの開発経緯を書きたかったのか、どっちなのか分からない記事内容ですねw

スクワールの技術がDULのオリジナル戦闘機開発の助力になったのでしたら、光栄なことで、こちらとしても嬉しい限りです。

技術面でも、推力偏向ノズルやレーダーを搭載するなど、野心的に色々と盛り込まれていますね。
デザインも初期のものより洗練されているように見えますし、DULの技術の向上振りがよくわかる戦闘機ですね。

No title

コメントありがとうございます!
見てわかる通り設計どころか設定も多くの部分でUKLを参考にさせていただきました。
まさかステルス機がよくわからない国がステルスを作るとは・・・ですね。
かなり奇抜な機体ですがかなり気に入っています。ライセンスのおかげで結構まともな飛行機が作れてうれしいです。

モデルがHo229なので懐古主義から卒業したと言えないかもしれませんね・・・w
プロフィール

けーにっひ

Author:けーにっひ
駄作兵器と失敗兵器と旧兵器が大好きな人。
ロマン溢れる歪んだ兵器をレゴで作るのが趣味。
コメントいただけると嬉しいです。
どうかよしなに。

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