十四年式特殊散布装甲車ボルジア

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14th Year Type Chemicals Sprayer Armoured Vehicle Borgia

【概要】
レゴランド民主主義連邦陸軍が開発配備した化学兵器散布専用の装甲車。
対陣地・塹壕制圧用であり殺傷性・非殺傷性のガス両方にも対応可能である。
車内は完全密閉であり、浄化された空気が吸える。
まぁしかし何かと不安があるので一応防毒マスク着用必須である。
軍用の他、暴徒鎮圧など用途は幅広いが、基本的に装甲兵器相手には無力である。


【開発経緯】
民主連邦陸軍は想定される総力戦として、塹壕戦を挙げていた。

国境周辺に何重、何十キロにもわたってはりめぐられた塹壕と鉄条網。
焦土化された大地を巡って銃剣と機関銃が支配する戦争である。
そして民主連邦陸軍参謀部は密集歩兵戦術を採用していたため、
攻勢に転じた場合機関銃や砲弾により大量の死者が出ることが予想されたためである。
(しかし密集突撃そもそもの仮定がおかしいとか、塹壕戦が現代戦になりうるのかについては全く議論されなかったあたりこの国の本質を表している)

敵の塹壕を無力化させるにはどうするか?
大口径砲を大量運用して粉砕するか、機甲戦力を集中運用して突破するか、
塹壕を無力化する兵器を持ち込むか、である。
しかし上二つは貧乏であった民主連邦軍が実現することは難しく、残り一つの選択肢に傾くこととなった。
そして無力化する兵器と選ばれたのが化学兵器、つまり毒ガスであったのである。

民主連邦兵器局はそもそも化学兵器の運用自体には積極的であった。
例えば重榴弾砲用の毒ガス弾は殺傷、非殺傷両方とも配備していたし、容赦なく華南の反政府組織相手に撃ちこんでいた。
更には歩兵砲用の小口径化学兵器もあったし、携帯用無反動砲じゃら撃ち出される毒ガス弾もあった。
民主連邦陸軍では明らかに他国と比べて化学兵器に対する許容範囲が広く、倫理観に欠けていた。

毒ガス弾の効果は高かったが、使用後数時間は兵士の健康上前線に出撃することはできなかった。
また間断なき攻撃を行うためには個々兵士の動きを大きく制限する防毒マスクを着用せねばならなかった。
もっと効果範囲がせまく、直接的に兵士を支援できるような化学兵器がほしい。
そこで毒ガスを直接散布する装甲車が考案されたのである。
それはさながら火炎放射器のようであったが、より非人道的で広範囲な兵器であった。

これに既存の装甲車を流用することで製造に手間を省き、構想から三ヶ月で生産が開始された。
それと共に専属する化学戦部隊も創設され、戦術兵器レベルで容赦なく化学兵器を使う体制は固まったのである。

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【乗員:2名 武装:化学兵器放射器*1 リモコン7.7mm機銃*1 煙幕発射機*1 拡散地雷発射機*1】

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機銃は内部から動かせるリモコン機銃であるが、弾倉は外に出ないと交換できない。
正面左奥には近距離の敵兵を一掃できる地雷発射機を搭載している。

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本車両を護衛できるようにわざわざ化学戦部隊まで創設された。
正面左側面には煙幕発射機を装備している。

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戦闘中放棄された「ボルジア」。
装甲兵器に会うと逃げるしかできない。あと対戦車砲にも弱い。

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市街地戦にて撃破・炎上した本車両。
所詮は重装甲車の防御力である。



【開発後記】

毒ガス散布するためだけに造られた外道な重装甲車。
我が軍はWW1のように戦術レベルで容赦なく使うみたいです。
モデルはセモベンテかヘッツァーでしょうか。
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