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十四年式陸上魚雷カタラウヌム

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14th Year Land Torpedo Catalaunum


【概要】
民主連邦陸軍が採用した無人兵器。

「陸上魚雷」とは読んで字のごとく陸上を疾走する爆弾の事である。
小型の水冷エンジンで凄まじい速さで敵陣地に向けて走っていく。怖い。
ただ地形によって逆走して味方にぶつかってくることもある。なおさら怖い。

ちなみに陸上魚雷を運用しているのは恐らく全世界で民主連邦軍のみである。


【開発経緯】
もし敵軍の強化陣地やトーチカに遭遇した場合はどうするか。
もし塹壕戦となった場合どう打開するか。

そういった戦術上の疑問に対して民主連邦陸軍は十分な回答を用意することができなかった。

機甲戦力は不足しており、砲火力や装甲も一部を除き十分とは言い難かった。
歩兵火力も戦列歩兵戦術を採用しているためいい的である。
砲火力も塹壕の前にはあまり効果はない。
そして航空支援は航空機のほとんどを海軍が保持していたため期待するだけ無駄、と言うものであった。
(こうした陸海軍の対立は今に始まったことではない)

今回紹介する「陸上魚雷」と言う珍妙な兵器もその回答の一つである。
大型の爆弾を敵陣地に放り込めば制圧することができるが、人力で運ぶのはあまりにも難しい。
ではエンジンをつけて自爆するような無人機を作ればいいのではないか。あるアイデアマンがそう考えた。
まるで陸上を走る魚雷のように使えばいいのである。

開発は大変に楽に進み、考案から一か月で試作ができた。
爆弾に台車と発動機をつければよかったのだからそれはそうである。
小型の発動機の開発に少し手間取っただけであった。

こうして民主連邦にとって初の「無人機」は戦場に投入された。
と同時にいろいろな問題も出始めたのである…。

P1010500.jpg
【武装:1000kg爆弾*1】

そもそも陸上は海上と違って起伏に富み、障害物も多い。
魚雷のようにうまくまっすぐに疾走しなかったのだ。
敵の陣地に向けて当てるにはよほど平坦か、陣地自体が大きいが、近距離で起動せねばいけなかった。

横に長い塹壕でもうまく行かなかった。
よく鉄条網に絡まり、地形によっては逆走し味方陣地で爆発した記録さえある。
結局民主連邦初の「無人機」は残念な結果となった。

もっとも敵に与えた心理的ダメージは大きかったという分析はあるが…。

P1010499.jpg
市街地戦で敵陣地に向けて陸上魚雷を発射しようとする兵士達。
道路のように平坦でも前にちゃんと進んでくれない。

P1010501.jpg
威力は十分である。写真は奇跡的に当たって破壊された敵のトーチカ。



【開発後記】
またも作ってしまったよくわからない兵器。
実はこれ、史実でも試作されてたんですよね。
ちょっと面白かったのでレゴでも作ってみた次第。

しかし…どう見ても横転したり逆走したりしそうなんだが…成功すると本当に思ったんだろうか?
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非公開コメント

No title

はじめまして。レガンダ王国の、沖 一郎です。

「十四年式陸上魚雷カタラウヌム」のライセンス許可を頂きたいです。
ちなみに、わが国では遠隔操作式の偵察機というのを作るつもりです。(もちろん魚雷も作る予定です。)
本人多忙なうえに深刻なパーツ不足の為、いつ作れるかはわかりませんが、ご検討お願いします。

No title

どうもはじめまして!コメントありがとうございます。

陸上魚雷どうぞライセンス生産しちゃってください。
造り方は大丈夫ですよね…?w
こんな駄兵器を輸出していいのだろうか…。

遠隔操作式の偵察機ですか。いいですねいいですね。
我が国にはそういうハイテクなものはないんですw

No title

ライセンス許可、ありがとうございます。

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けーにっひ

Author:けーにっひ
駄作兵器と失敗兵器と旧兵器が大好きな人。
ロマン溢れるいろいろと歪んだ兵器をレゴで作るのが趣味。

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