十四式重攻撃機シンマクス

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Type 14 Heavy Attack Plane Symmchus


【概要】
民主連邦海軍が主導で開発された四発攻撃機。
極めて高い搭載量を誇り、敵主力艦の一撃轟沈を狙う。
レシプロの四発機が敵艦に近づけるかどうかは謎である。
ブリック共和国からライセンスされた『ニューニ』を参考に大型化された。


【開発経緯】
民主連邦海軍は戦略として主力艦同士の戦闘により制海権を握るというものを想定していた。
そのためには敵艦より優勢な戦力を整えておくというのは当然である。
敵艦隊より長射程・高火力の艦艇を持つという事に海軍は全力を振り向けていた。

海軍力に関しては以前より自信を持っていた。
民主連邦海軍には大型の駆逐艦『ホノリウス』級が2隻も配備されていたからである。
また新鋭駆逐艦も進水予定であった。
「我が海は一カイリたりとも侵させはしない。」海軍大臣はこう明言していた。

しかし近年の諸外国の急速な軍拡はこの甘い想定を容赦なく粉砕した。
数年前と比べて明らかに民主連邦海軍の相対的な戦力は低下していた。
このままでは主力艦同士の決戦では勝てない。
頭の弱い海軍高官たちでも現実を理解し始めていた。

そこで海軍は新たに「漸減邀撃戦法」を考えた。
これは敵艦隊と主力艦同士で決戦する前に補助戦力で相手の戦力を低下させるというものである。
例えば潜水艦、魚雷艇、そして攻撃機・爆撃機などである。
今回紹介する『シンマクス重攻撃機』もこの考えから開発された。

「どうせ作るなら敵艦を一撃で屠れる武装にしようぜ」
この意見の結果莫大な搭載量を持った重攻撃機は生まれた。
以前に導入された『ニューニ』を大型化して、発動機をそのまま四発にしたのである。
ついでに機銃もたくさんつけた。

敵艦を一撃で沈める武装として巨大な対艦ミサイルが考案された。
そしてそれを乗せるために搭載量も比例して増大していった。
結果的にニューニの8倍の搭載量となったのである。

シンマクス重攻撃機
【乗員:2名 武装:5t対艦ミサイル「テンタクル」もしくは1000kg爆弾*8 20mm機関砲*2 30mm機関砲*1】

四発のレシプロ攻撃機ではたして敵艦に当てれるかどうかは謎である。
少なくとも満載状態では絶望的な機動力しかない。

翼
両翼には20mm機関砲が備えてある。
エンジンは『ニューニ』と同じ型である。


後部
〈後部には30mm機関砲が搭載されている。ただし気休めである。〉

テンタクル対艦ミサイル
一撃必殺の兵器『テンタクル』対艦ミサイル。
重量は驚きの5t。当たれば大抵の船は轟沈するだろう。
もちろん当たればだが。

運搬
『テンタクル』対艦ミサイルは特注で作らせたため専用の運搬車が必要である。
とにかく重い。


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参考にした十三式重戦闘機ベリサリウスと本機。
一回り大きさが違う。


【性能】
ペイロードは民主連邦が擁する航空機の中で屈指の性能である。
対艦ミサイルを装備する場合は少なく、むしろ通常爆弾がよく装備された。
匪賊ゲリラ反政府勢力には爆撃が一番だということで華南共和国西部の敵対軍閥へ爆弾の雨を降らしたこともある。
航続距離ももともと洋上を飛行する想定がなされていたため長く、かなり好評だった。

しかしとにかく重く機動力が絶望的であり、対空砲火に捕まった場合容易に喪われた。
ろくな航空戦力を持たなかった反政府勢力でさえかなり苦労したため、敵戦闘機が出現した場合さらに厳しくなると想定されている。多分後部遠隔機銃はあんまり役に立たない。




【開発後記】
巨大なミサイルを発射したい!
その考えだけで作られたのがこれです。
なかなかうまく行きましたけど脚が完全にしまえないという酷い欠点があります。大丈夫か。



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駄作兵器と失敗兵器と旧兵器が大好きな人。
ロマン溢れるいろいろと歪んだ兵器をレゴで作るのが趣味。

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