はかせ教…伝統と新興の宗教

はかせ教・・・
民主連邦において最近隆盛を極めている宗教。
人口の約20%が信仰している。
連邦内で知られるようになったのはここ数年の事だが、歴史自体はかなり長い。
職工・商売・発明の神様である「はかせ」を主神とする宗教である。

はかせ教の由来とは・・・
民主連邦の華南地方への進出と共に知られるようになったのがはかせ教である。
しかしその歴史は古く、遠く三世紀までさかのぼる。
発祥は現在の華南共和国東雲特別自治区刃華瀬周辺であると言われる。

当地は今も昔も高地にある為地味に乏しい。
農業で生計を立てることができなかった住民たちは工業に手を出した。
現在の刃華瀬は一寒村であるが、古代から中世にかけて刃華瀬は一大工業都市だったのである。

周辺からは燃料や材料となる質のいい木材を大量に手に入れることができたことも大きかった。
住民たちは手工業製品を売って農産物などの生活必需品を他の地域から手に入れていた。
その工業力は高く、華王朝もここから攻城兵器を発注して戦争を遂行していた。
華王朝崩壊後は都市国家となり、寡頭制の自由都市となっていたのである。

はかせ教はこうした背景の中誕生した。
イカ教と同じく最初は概念だけを祀っていたが徐々に擬人化され、偶像崇拝するようになっていった。
主神は「万能の発明者」であり「職工の守護神」とされ、多くの職人から好まれた。
姿は次第に幼児化するようになっていったが、これは「子どものような斬新な発想を常に忘れない」という職人たちの自戒の反映が込められていると言われる。

近代になって刃華瀬周辺の工業は衰退した。
それはより巨大な工業…産業革命による強力な都市生産設備は原因であった。
人口は都市に流れ、工房都市は一寒村と化した。

だがその精神は死んではいなかった。
2008年の民主連邦による華南進出によって半島に伝わったのである。
遅い布教だったがその神々しい姿は職人や工員、商人が多い民主連邦において大流行した。
そのコンセプト、そして何よりもその見た目が大いに受けたのである。
国内では強力な宗教となり、海外に布教が開始されるのも時間の問題となっている。

銅像
はかせ教の像にて写真を撮る陸軍兵士の姿。
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