素晴らしき二正面作戦

〈民主連邦大統領府にて〉

大統領「ちーっす。閣僚会議はじめるぞ。」

一同:「ういっーす。」

大統領補佐官(やる気がみじんも感じられねぇなぁ…。)

大統領「よーし。なんか報告することはあるかね?」

参謀総長「あ、はい。第二次シベリア出兵を開始しました。共産主義者たちを威嚇し、牽制するためです。これが大まかな作戦地図ですね。」

出兵計画


海軍大臣「海軍はほぼ全艦隊を率いて友邦太広洋帝国の踊鶴港に到着いたしました。陸戦隊も搭載しております。」

陸軍大臣「陸軍は華南軍を派遣しました。上杯に部隊を集結後同じく帝国領土に上陸、そのまま北上しシベリアに出撃します。本国軍も一部合流しますね。」

参謀総長「なお陸軍側の司令官がグロースプリンツ・ローリズ大佐。えーとカトラス民主主義連邦共和国にて軍事顧問を勤めていた人物です。海軍の総指揮がトーマス・ケニー少将です。」

大統領「…誰それ…。俺海軍畑出身だけど初耳だな。」

参謀総長「えぇっと…。新規採用した人物ですね。元CDFRの海軍大臣だったんですが死亡したとみられて生きて帰ってきたら海軍大臣を罷免されて…いろいろあってうちの海軍に流れたようです。」

大統領補佐官(なんかすごい話だ…!)「いやいや!何でそんな経歴で遠征部隊の総司令官になれるんですか!?」

海軍大臣「それが…。うちの海軍の将官で一番有能なんだよね…。」

大統領補佐官(うちに人材がいないだけか…!)

大統領「国際社会の反響はどうだね宣伝大臣?」

宣伝相「はい。他の国の援助もほしかったので今回は大々的な反共宣伝をいたしました。パンフレットはこんな感じです。」

しおり

大統領補佐官(こいつら遠足の延長線で考えてるな)

宣伝相「数か国から援軍を送るという反応がありました。同盟を組んでいなかった国もありますね。あと少数の共産主義国家から非難声明が出ております。」

大統領「素晴らしい!他人の嫌がることを進んでやるのが我が民主連邦だ!」

大統領補佐官(うーんこいつら…。)「あ。そういえば本国軍が南へ動員を始めてますがなんかあったんでしょうか?」

陸軍大臣「あぁ。ついさっきアルカディア帝国に宣戦布告したからな。」

大統領大統領補佐官海軍大臣「フアッ!?」

陸軍大臣「すまんww海軍に言うの忘れてたわwww」

大統領「おいおい二正面作戦じゃねぇか。というか本国ノーガードじゃん。」


宣伝相「そ…それに勝手に宣戦布告したら我が国の信用が…。」(まぁほとんどないけどな)

参謀総長「それらに関しては大丈夫だ。本国だが各国の駐留軍がいるから万全の守りだ。世界のsh…民主連邦だからな。」

大統領補佐官(今殖民地って言いかけたよな)

参謀総長「あとアルカディア帝国は国民に対して苛烈な弾圧を行っているらしい。これは人民を救わなくてはならないだろう。正義を守る民主連邦であることをアピールできるぜ。」

大統領「ふーん。じゃあまぁいっか。勝てるんだよな。」

参謀総長「一か月で終わらせて見せましょう。」

大統領補佐官(華麗にフラグ立てたっ!)

大統領「よし!これにて会議終了!今日も仕事したなぁ…。」



〈その日の夜 高級料亭にて〉

参謀総長「いやぁ 無事にアルカディアに宣戦布告できたね。」

陸軍大臣「いつぞやに援軍で送ったプラエトリアニを回収しないといけないからな…。あれ高いし。噂によると燃料切れのために放置されているらしい。乗員は手ぶらで帰国してきた。」

参謀総長「ま、海軍の連中にはばれてないがな!」

大統領補佐官(何で気づかないかなぁ…)







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