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民主連邦陸軍の編成と特徴

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Organizations And Characteristics Of Democratic Union Of Legoland Army


民主連邦陸軍の基幹にして中心となる存在こそ、歩兵部隊である。
歩兵こそが戦場を支配し、統治する主役だからである。
特に他国と比較して機械化比率が低く、歩兵以外の戦力が乏しかったこの国ではその傾向が顕著であった。
極端に言えば、歩兵こそが軍の主力であり、そのほかの兵器はそれを支援する存在に過ぎなかったのだ。

そのため、陸軍においては部隊の編成に大変こだわった。
均質性・等質性こそ近代軍隊の要である。
戦力を正確に量ることができてからこそ、初めて作戦を立案することができるのだ。
全ての兵器、それこそライフル一挺に至るまで、建前上兵器局は計数し、厳格に管理されていた。
もっとも実際は長年の癒着と慣習で機能していなかったのだが。
では部隊はどういった編成をしていたか、本国軍を代表に観てみることにする。

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〈整列する民主連邦陸軍兵士。銃剣付きライフルは整列する時美しく見えるから気に入られている。〉


もっとも根幹の部隊は中隊である。
中隊は兵士6人、下士官2人、そして指揮する将校1人の計9人で構成される。
近年指揮系統の円滑化を目指し、下士官の比率が大幅に増えたことが特徴である。
また中隊規模まで携帯無線機が配備された。
なお無線機手は下士官であるが、急激な配備に頭数が足りなかったため、急きょいろんな工業高校から卒業生を引っ張り出し、半強制的に無線機手にした経緯を持つ。
そのため近年下士官の身体能力大幅低下が問題となっていたりする。

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〈中隊定員。ちなみに歩兵は全員ライフル手である。〉


中隊が2個集まることにより、大隊が編成される。
大隊になると、軍旗や重機関銃、そして中型トラックが付属する。
残念ながら中型トラック1台では全兵士を同時に載せることなどできず、自動化は程遠いのであった。
軍旗は大切なものなので、無くしたり奪われたりすると凄く怒られる。
なお大隊定員は中隊2つ(18名)に軍旗(1名)重機関銃(2名)で21名。

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〈1個大隊の様子。重機関銃は重いので、よくトラックに載せる。〉

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〈やたら重いことに定評がある十二年式重機関銃。2名で運用される。〉


1個連隊は大隊を2個組み合わせることにより、主に構成される。
連隊になると更に機動十五年式野砲が1門、そして十五年式小型自動車が付属する。
更にさらには連隊司令部として、将官が1名、補佐する将校と下士官がそれぞれ1名ずつついてくる。
連隊は2個大隊(42名)に連隊司令部(3名)、そして連隊砲要員(3名)で合計48人である。

民主連邦陸軍の大砲や装甲兵器は、ほぼ全て旅団編成である。独立していない。
歩兵連隊には往々にして砲兵旅団や戦車旅団が付属しており、連隊で独立した戦闘が可能である。
例えば本国軍のすべての連隊には10cm榴弾砲が旅団としてついている。
編成から見てわかる通り、民主連邦は歩兵部隊を主力としているのである。

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〈1個連隊の様子。機動力なんてそんなものはなかった。〉

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〈連隊砲もとい機動十五年式野砲。歩兵にとって身近な砲火力であり、重宝された。〉

連隊が2つ集まると師団である。
ここまで大規模な編成になることは稀である。全面的な戦争を想定したものである。
師団になると旅団が複数付属することもあり、陸軍の総力と言ってもいい。
いるだけでも物資を莫大に消費するのであった。

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〈1個師団の様子。更に旅団やらでいろいろ付属する。〉

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〈残念ながら、自動車化していないため輸送はピストンとなる。列車輸送が基本である。〉

なお、以上紹介したのは本国陸軍の編成である。
民主連邦陸軍には、そのほかにも華南共和国軍(旧民主連邦自動車化連隊)や、西部国境に駐屯させてある山岳歩兵大隊も指揮下に収めている。
名前からわかる通り前者は連隊規模、後者は大隊規模であり、本国軍のそれとそこまで乖離しない。
海軍にも陸戦隊が存在するが、これも数的に大隊規模である。
ただし装備は本国軍のものと大きく異なり、多分に先進的であった。




【設定後記】
いわゆるミニマムサイズに編成しなおした歩兵部隊です。
100人余りの歩兵をうまいこと分配することができました。
こういう頭数とか考えて配分するのが私は大好きです。
そのうえで並べるのが楽しくて仕方ありません。いやぁいい。

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BR-1中型攻撃機ベリサリウス

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BR-1 Medium Bomber Plane Belisarius



【概要】
民主連邦海軍が主力として運用している双発中型爆撃機。
元はブリック共和国の双発偵察機を一部改修の上ライセンス生産したものである。
優速性と搭載量に極振りした性能であり、量産性も高いことから、海軍は気に入って使っている。
その分一人乗りだったり、防御力に難があったりするが、些末な問題である。きっと。


【概要】
民主連邦陸軍の制式双発戦闘機、殄Ⅰ型ピルム
その正式採用の裏で、もがき苦しんだある軍需企業があった。
その名前は赤星発動機。優秀な航空機エンジンの生産を主とするメーカーである。
この会社は民主連邦の軍需を寡占的に担っている銀星重工のパイを切り崩さんと虎視眈々としていたのである。

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〈殄Ⅰ型ピルム双発戦闘機。あまりろくな性能ではないことに定評がある。〉

話は殄Ⅰ型ピルムが後に採用されることとなった要求仕様書、「F1/16」に遡る。
これは双発重戦闘機を志向したものであったが、とにかく要求が画餅が如くハイスペックなものであった。
要旨は「戦闘機・爆撃機・偵察機として十全に使える双発機」というものである。
いわば子供のわがままのような要望であったのだ。

それを受注した銀星重工は全ての要求に応えようとした結果、駄作機を作り上げてしまったことは既に述べた。
その一方、この要求仕様書「F1/16」に自主開発で挑んだのが赤星発動機である。
赤星発動機の上層部は民主連邦の軍需企業にしては珍しく、諸外国の動向をも踏まえた大局的な目線を持っており、しかもしがらみに捕らわれない野心を抱いていた(悪く言えばあまり空気が読めなかった)。
その熱心な要求を受けた民主連邦陸軍兵器局は、自主開発ならこちらの懐も痛まないしということで双発戦闘機の製造を許認可したのである。

赤星発動機側は慧眼であったため、要求仕様書に書かれた多目的双発機なるものが出来ても、どうせ役には立たないだろうと一目見て判断していた。
そこで要求された性能を選別・捨象し、両立しなさそうなものは思い切って無視することにしたのである。
重視したのは速度並びに搭載量であった。
いくら機銃が多く装備されようが防御力があろうが、鈍重ならば容易に撃墜されるであろうという判断である。
また当時民主連邦が保有していた航空機はどれも搭載量が足りないことがネックになっていた。
いわば高速爆撃機を作ろうと考えていた訳である。

赤星発動機自体に独力の開発能力は備わってなかったので、計画の当初から外国から適当な軽双発機を選定、そのライセンス生産権を獲得、一部改造し要求計画に合わせていくことを考えていた。
諸外国の高性能な双発機を総覧した上で、選定されたのは民主連邦の友好国であるブリック共和国が保有するBC/R-25ニューニ輸送/偵察機であった。
本機はもともと同共和国の二シェルインダストリー社が民間ビジネス機として売り出したものであったが、その汎用性から同国空海軍でも軍用機として採用されている双発レシプロ機であった。
それは技術後進国、民主連邦から見て卓絶した搭載能力と生産性を有していたのである。
赤星発動機は早速ライセンス生産権を共和国並びに二シェル社と交渉し、獲得したのであった。

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〈二シェル社の原型機。非常に優れたビジネス用の民間機だった。〉

元の機体は輸送機として、しかも最前線に出すことは想定しない構造であったため、赤星発動機は更に手を加えた。
主な変更点は荷物ラックから爆弾槽への変更、増加装甲の搭載、機銃等装備の追加である。
そのため最高速度はオリジナルのものから少し低下し500km/h程度となっている。
それでも高速性は健在であり、試作機は民主連邦が保有していた何れの双発機を引き離した。

そして要求仕様書「F1/16」に基づいた双発機2機が出揃った。
後に「殄Ⅰ型ピルム」となる銀星重工の試作機は、要求仕様を守りすぎてよくわからないことになっていた。
その一方赤星発動機が満を持して送り込んだ試作双発機は、前者を速度、運動性、そして搭載能力で大きく引き離す性能を硬式トライアウトでみせつけたのである。
特に搭載能力の差は圧倒的であり、銀星試作機が500kgも積めないのに対し、赤星試作機は1500kgも積むことができた。

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〈500kg爆弾を持って笑顔を見せる赤星発動機社員。それは勝利の証だった。〉

しかし兵器局は銀星試作機を正式採用したのであった。
大手の銀星重工の方が生産設備の充実度から安心できるというのが公式見解であったが、理由は別にあった。
いくら高性能だからといって、公式の要求仕様書を無視した赤星発動機に軍配を上げるわけにはいかなかったのだ。
言わば面子の問題であった。
赤星発動機は時代の趨勢は読めていたが、明らかに空気を読めていなかった。
赤星発動機社員一同は泣きながら社屋に帰ったという。

試作機はこのまま廃棄処分になるところであったが、ここで現れたのが民主連邦海軍である。
当時海軍航空隊は陸戦隊の充実を図っており、その支援として高性能な陸上攻撃機を求めていた。
そんな中ちょうど棚から牡丹餅が如く高性能な双発機が不遇をかこっていた訳である。
海軍は赤星発動機の試作双発機を陸上攻撃機として採用したい旨を同社に通達した。

赤星発動機としても、その申し出は渡りに船であったため快諾し、海軍向けに少量改造を加えた試作機を製作した。
性能は相変わらず問題なかったため、海軍は正式採用、ここにBR-1 ベリサリウス攻撃機が誕生したのである。


【性能】
先述したように、本機は類い稀なる積載量を誇り、かつ高速性を発揮できるようになっている。
胴体格納庫だけで500kg爆弾を2発積むことが可能であり、更に両翼に100kg爆弾を計4発吊るせた。
何かと引き合いに出される殄Ⅰ型ピルムが100kg爆弾*4しか積めなかったことと比較して、それは驚異的な搭載量と言えたのであった。
500kg爆弾の代わりに大型航空魚雷を2本積むこともでき、海軍航空隊でも重宝された。
それなのに500km/hという速度を叩き出したのである。

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〈かなりスリムな機体である。大きさも殄Ⅰ型双発戦闘機より一回り小さい。〉

その高性能の要因の一つは発動機である。
ブリック共和国から輸入・ライセンス生産した空冷発動機はコンパクトかつ大馬力を発揮した。
自らライセンス生産した赤星発動機によって「アルデバラン」と名付けられたこの空冷エンジンは、900hpもの出力を持っていた。
発動機自体の容積も相まって、小さくまとめられた機体に高出力のエンジンを載せることができたのである。
これはブリック共和国の先進性を示すとともに、赤星発動機の確かな技術力を示している。

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〈機首には13mm機関砲が搭載されている。「アルデバラン」発動機は精巧な出来である。〉

もう一つは徹底的な割り振りと軽量化である。
武装は13mm機銃が機首に1門であり、そのほか防御機銃は一切ついていなかった。
いろんな任務を務めようとやたら機銃をつけたピルム双発戦闘機とはまさに対照的である。
そのためいくら優速でも、自機より速い敵機がいた場合ベリサリウスは容易に喪われた。
配備当初は単独で部隊を組んでいたが、優速性が発揮されなくなって以降は常に護衛戦闘機が必要となった。
乗員がわずか1名なのも、極端な割り振りの結果である。
複数人載せるスペースや、人の体重それ自体ですら惜しかったのだ。

そんな状況であったため、決して損耗率が低い機体ではなかったが、性能そしてそれなりに安価な調達コストであったため、本機は多く量産され、民主連邦海軍の主力爆撃機もとい攻撃機となった。
本機は民主連邦国内、そして同国が関与する戦域にて汎用的にみることができる。
陸軍の要請を受け内陸へたびたび出撃し、爆弾そして時には自らを地面にぶつけたのである。

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〈高高度を編隊で飛翔するベリサリウス。その丸みを帯びた機体から「トビウオ」と愛称された。〉


【運用】
ベリサリウス中型攻撃機は大型爆弾をとりあえず敵陣に高速で届けることができるため、陸海問わず重宝された。
近年における運用のほとんどは民主連邦の傀儡国家、華南共和国にてたびたび勃発する地方軍閥との紛争において駆り出されるというものである。
けたたましい音を立てて容赦なく500kg爆弾、時には焼夷弾をぶつけてくる本機は、敵兵の間で極めて恐れられた。
当然脅威視されたので、集中的に対空砲火を浴びて少なくない数が撃墜されたが。

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〈敵地で撃墜され、密林で発見された機体の残骸。乗員は捕まると高確率で血祭りにされる。〉

以上のように大変使い勝手が良かったので、民主連邦にしてはかなりの数が生産された。
赤星発動機としては満足いく結果であったが、同企業にとって生産能力のキャパシティーを超えていたため、生産機の一部は銀星重工が担っている。

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〈前線基地にて待機するベリサリウス。指揮官機は背中が紅く塗られるため、識別が容易だ。〉

なお銀星重工が生産した本機は性能が元のものと比べて低く、乗員は露骨にテンションが下がったし、現場指揮官は袖の下を渡して密かに赤星発動機生産分を優先的に自部隊に割り当てられるようにしてたという。



【開発後記】
ブリック共和国のスコウさんから数年前に設計図をいただいて生産した双発機です。
今回記事をリニューアルついでに、少し改造を加えました。
とてもシュッとした(関西的表現)機体が素敵ですよね。本当によくできてると思います。


プロフィール

けーにっひ

Author:けーにっひ
駄作兵器と失敗兵器と旧兵器が大好きな人。
ロマン溢れる歪んだ兵器をレゴで作るのが趣味。
コメントいただけると嬉しいです。
どうかよしなに。

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