地下司令部

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Democratic Union Army Underground Headquarters

【概要】
民主連邦陸海軍が備えた奥深くにある地下壕である。
有事の際はここに陸海軍の首脳達が集い、戦争計画を練る。
その重要性と機密性のため、首都プノンペンネの何処かにあるという以外、ごく一部の将兵以外には知らされていない。
内部はとても入り組んでおり、網の目のように部屋や通路が連なっていると言われている。
その入り口出口は首都全体に渡っていると噂されるぐらい広大な施設である。


【開発経緯】
民主連邦軍の高官達にとって、最も重要な論題は身の安全であった。
もちろん蓄財もそれなりに最大の関心を持たれていたが、命あっての金である。
彼等は贅沢もそこそこに、何よりも死なない事を重要視していた。

そんな陸海軍のエリート達にとって、従来の陸海軍省は安全性が保障できないと考えていた。
いずれの建物も荘厳な作りであったが、とてもテロや爆撃に耐えられるとは思えなかった。
もちろん平時の際は市民に威厳を示せるからそれでいい。
しかし有事の際に最高の軍首脳達がそこに籠って戦争計画を立案するのは、リスクが高い。
テロや爆撃に晒される危険性があった。
そこでより安全で、より秘密な施設を作るべきではないかと考えたのである。

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〈海軍省外観。贅沢な建物であった〉

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〈陸軍省内観、陸軍大臣室。贅沢な作りであった〉

末端の兵士や人民のことはあんまり気にかけない大統領以下高官達も、自らの安全のためならカネと手間を惜しまなかった。
ということで早速首都プノンペンネの地下を土竜のように開削する作業がひっそりと、しかし大々的に始まったのである。
まさに土建国家万歳的な政策は、数年に渡る建設期間と莫大な費用をかけて行われた。
予算は非民主主義的国家らしく、誤魔化しと粉飾がなされ計上がなされなかったので総額は不明である。

また時間がやたらとかかったのは、機密性を重視するため主な作業を夜間に極秘で行っていたためである。
そのため一時期のプノンペンネでは、夜中に地面に聞き耳を立てると、明らかに振動していたと言われる。
疑問を持たれるのを嫌がった政府は、夜間に憲兵を彼方此方に配置して、暇そうにしている人間を片っ端から取り締まった。
昼間にやむを得ず作業する場合は、下水道や電話線の工事と粉飾をかけてなされた。

涙ぐましい努力を以て機密性を保ちつつ、何とか使用可能な状態に持っていったと思った政府並びに軍であったが、諸外国の諜報機関はかなり正確にその計画を捉えていたと言われている。
何しろ首都プノンペンネの複数場所から、尋常じゃない量の排土が目撃されたためである。
また大々的な工事だったため、将兵を大規模に動かした事も、ばれる要因に繋がった。
政府や軍がポンコツである民主連邦では仕方のないことなのであった。

そういった状況のため、機密を保全しようと現在も新しい通路や部屋を付けたし作られ続けているようである。
しかし新しい施設を作り、結局その様相が露見し、その対策にまた新しい施設を改築するといういわばいたちごっこのような状況に陥っている。
この地下司令部は今も労力と費用を底なし沼のように飲み込んでいるのだ。


【性能】
ごくたまに政府が発表する報道写真では、作戦指令室/大会議室の様子が写っている。
この部屋は見た目から頑丈であり、驚異の強靭性と耐久性を備えている。
地下数十メートルに位置するため、爆弾の直撃を受けてもびくともしない。
また別室には発電室を複数設けており、空気も自己生産できるようになっている。
有事の際や定例合同会議の際はここに大統領や陸海軍首脳部が集う。
ちなみに文官はその存在を知らないものがほとんどである。

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〈立体地図を用意して作戦を討議する高官たち。部屋に入ることができる人間は極めて限られる〉

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〈同盟国の首脳会談もここで行われる。写真は民主連邦大統領とアストメリア共和国首相〉

階級配列
〈同盟国との合同作戦会議でもここが使用される。民主連邦軍だけでは不安なのである〉

ちなみに官僚主義に凝り固まった民主連邦軍らしく、陸海軍で勝手に別個で増築している状況である。
両軍の区画は分かれており、一方から一方に移る時は事前連絡と身分証明が必要だという。

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〈大統領自ら行う布告もここでなされることがある。威厳があるように見えるからいい施設である〉

スプロール現象的に広がっていく地下司令部は、制御不可能な規模になっている。
例えば水道工事の際に、間違えて地下通路に穴を開けてしまう事故は年10件を下らない。
おそらく行政側もどこに何があるのかそろそろ把握できない状況になっているといえよう。




【開発後記】
兵器というよりはジオラマに近い作品です。32*16のジオラマです。
黄色ブロックが余ったので作ってみました。
これで作戦会議シーンとか撮ると雰囲気出るんですよね。
こういうドラマ性を持たせる小道具、なかなか作ってて楽しいです



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Author:けーにっひ
駄作兵器と失敗兵器と旧兵器が大好きな人。
ロマン溢れるいろいろと歪んだ兵器をレゴで作るのが趣味。

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