十三式邀撃戦闘機ゲソール

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Type 13 Interceptor Gesor

【概要】

民主連邦陸軍にて運用されている邀撃戦闘機。
邀撃ということで主に侵入してきた敵機の迎撃を任務としている。
首都プノンペンネの防空を務める。

なおこの航空機はブリック共和国製であり、民主連邦が買い取り、一部改造を施したものである。
ブリック共和国では旧式機として扱われるが、民主連邦ではバリバリの新鋭機として喜ばれた。
パイロット達も「素直に動くいい子」として賛辞を惜しまない。


【開発経緯】

民主連邦は開発に全く寄与しておらず、ブリック共和国製である。

陸軍は海軍よりも強力な航空隊を持とうと躍起であった。
海軍は陸軍よりも先んじて航空機を保持していたため、陸軍の3倍以上の作戦機数を誇っていた。
陸軍上層部はこの問題について常に頭を悩ませた。

そこで陸軍は量で勝てないなら質で勝てばいいのではないかと考えた。
陸戦ならともかく、空戦は航空機の性能が大きくものをいう。
そしてこの見立ては当たっていた。
幸い海軍の主力戦闘機「STL-10スティリコ」は空戦性能はさして秀でてはいなかったのである。

陸軍航空隊は高価・高性能な戦闘機の導入を進めた。
大国LEGO連合王国からは「SQD-1スクイード多目的戦闘機」をライセンス生産した。
また独自に民主連邦軍初となるステルス戦闘機「SSR-2ショクシュール重戦闘機」も開発した。
海軍よりも陸軍の方が新しいものを積極的に取り入れようとしていた。

さて、今回の戦闘機は元々ブリック共和国にて「BF/A-55リャナンシー多用途戦闘攻撃機」として運用されていたものである。
ブリック共和国では旧式機となっていたため民主連邦陸軍にたまたま払い下げされることになったのだ。
共和国政府にとってはいい外貨の獲得先になったようである。

陸軍にとっても渡りに舟であった。
リャナンシー多用途戦闘攻撃機は民主連邦にとってはかなり高性能であったからである。
海軍の持つあらゆる軍用機を凌駕する性能であり、邀撃機としては申し分のない性能であった。
全ては対海軍のために。その思いで本機は採用されたのである。

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【乗員1名 武装:カ2式20mm機関砲*1 空対空ミサイル「イカロス」*4 もしくは250kg爆弾*4】

名称「ゲソール」はレゴランド半島に伝わる神話からとられたという。
命名についてブリック共和国側のパイロットからは大反対され、挙句の果てに涙を浮かべたそうである。
陸軍は気にも留めなかったが。

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民主連邦史上初の可変翼機である。
速度と共に可変していく仕組みであり、パイロットたちからは好評である。

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機首にはレーダーが装備されている。舶来製のため実際強い。

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後部から。
BR製のエンジンは良好で、平均マッハ2の速度を叩きだす。

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引き渡し時に陸軍大臣が査察した様子。

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新規開発した空対空ミサイル「イカロス」。平均的な性能を示し、評価も高い。



【開発後記】

ブリック共和国さんからオフの時に直接もらった戦闘機。
いやぁかっこいいな。特に可変翼が。
ミサイルと一部武装を付け足していますが大部分はオリジナルのままなのです。

いやぁ陸軍には勿体ない代物ですね!


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春のリクルート祭り

【某日 民主連邦海軍省前にて】
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(がやがや…)

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「一列に並んで!押さないでください!」「受け付けはこちらです!」

エムデン大統領補佐官「なにこれ…。凄まじい行列なんですけど…。」

ヘルゴランド海軍少将「中に入れないですね…また海軍大臣が何かやらかしたなぁ。これは」

海軍大臣「ふふふ。中に入りたまえ。今いいことをしているんだ。」

エムデン大統領補佐官「あ、海軍大臣…。これは何してるんですか。」

海軍大臣「とりま、中に入ってみればわかるから。」

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「はい 履歴書提出して―」

ヘルゴランド海軍少将「これは面接ですか、大臣殿。」

海軍大臣「そうだともチリ―君。この前新式の原子力潜水艦を作ったのは覚えてるだろう?」

ヘルゴランド海軍少将「あー あれ(無用の長物)ですか。」

海軍大臣「あれ作ったせいで乗員が足りなくなった。と言うか細かく調べたところ水兵と船の規定乗員数が足りてないことに気が付いた。」

エムデン大統領補佐官(えー…。)

海軍大臣「そこで新規の水兵を急きょ雇おうと国民に募集掛けているところだ。」



P1010539.jpg「元船員です!船関係なら大丈夫です!」
-「よし、採用!」



エムデン大統領補佐官「なるほど。船員経験者から募集をかけたんですか。」

ヘルゴランド海軍少将「確かに海運国だから船員経験者は大勢いますね。」



P1010538.jpg「あのー…前科一般で強盗犯なんですが…。」
-「よし、採用!」



海軍大臣「いや。ほぼ顔パスだな。人が集まればいいや。」

ヘルゴランド海軍少将(大丈夫なのだろうか…?)



P1010537.jpg「元軍人です!十分ご期待に添えると思います。」
-「軍ではどこに所属してた?」

P1010537.jpg「えーと陸軍第2師団第i」
-「帰れ!陸軍のスパイめ!不採用だ!」



海軍大臣「あと陸軍関係者は全員落とす。」

エムデン大統領補佐官(やはりだめか…。)

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こうして船員がそろった。

十四年式陸上魚雷カタラウヌム

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14th Year Land Torpedo Catalaunum


【概要】
民主連邦陸軍が採用した無人兵器。

「陸上魚雷」とは読んで字のごとく陸上を疾走する爆弾の事である。
小型の水冷エンジンで凄まじい速さで敵陣地に向けて走っていく。怖い。
ただ地形によって逆走して味方にぶつかってくることもある。なおさら怖い。

ちなみに陸上魚雷を運用しているのは恐らく全世界で民主連邦軍のみである。


【開発経緯】
もし敵軍の強化陣地やトーチカに遭遇した場合はどうするか。
もし塹壕戦となった場合どう打開するか。

そういった戦術上の疑問に対して民主連邦陸軍は十分な回答を用意することができなかった。

機甲戦力は不足しており、砲火力や装甲も一部を除き十分とは言い難かった。
歩兵火力も戦列歩兵戦術を採用しているためいい的である。
砲火力も塹壕の前にはあまり効果はない。
そして航空支援は航空機のほとんどを海軍が保持していたため期待するだけ無駄、と言うものであった。
(こうした陸海軍の対立は今に始まったことではない)

今回紹介する「陸上魚雷」と言う珍妙な兵器もその回答の一つである。
大型の爆弾を敵陣地に放り込めば制圧することができるが、人力で運ぶのはあまりにも難しい。
ではエンジンをつけて自爆するような無人機を作ればいいのではないか。あるアイデアマンがそう考えた。
まるで陸上を走る魚雷のように使えばいいのである。

開発は大変に楽に進み、考案から一か月で試作ができた。
爆弾に台車と発動機をつければよかったのだからそれはそうである。
小型の発動機の開発に少し手間取っただけであった。

こうして民主連邦にとって初の「無人機」は戦場に投入された。
と同時にいろいろな問題も出始めたのである…。

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【武装:1000kg爆弾*1】

そもそも陸上は海上と違って起伏に富み、障害物も多い。
魚雷のようにうまくまっすぐに疾走しなかったのだ。
敵の陣地に向けて当てるにはよほど平坦か、陣地自体が大きいが、近距離で起動せねばいけなかった。

横に長い塹壕でもうまく行かなかった。
よく鉄条網に絡まり、地形によっては逆走し味方陣地で爆発した記録さえある。
結局民主連邦初の「無人機」は残念な結果となった。

もっとも敵に与えた心理的ダメージは大きかったという分析はあるが…。

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市街地戦で敵陣地に向けて陸上魚雷を発射しようとする兵士達。
道路のように平坦でも前にちゃんと進んでくれない。

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威力は十分である。写真は奇跡的に当たって破壊された敵のトーチカ。



【開発後記】
またも作ってしまったよくわからない兵器。
実はこれ、史実でも試作されてたんですよね。
ちょっと面白かったのでレゴでも作ってみた次第。

しかし…どう見ても横転したり逆走したりしそうなんだが…成功すると本当に思ったんだろうか?

ロムルス・アウグストゥス級巡洋潜水艦

出撃
Romulus-Augustus Class Cruiser Nuclear Submarine

【概要】
民主連邦海軍が開発した大型原子力潜水艦。
戦略型原潜という至極まっとうな兵器の一方、三連装砲といったかなりのロマン兵器的な要素も多分に含んでいる。
いわば多用な任務に従って運用できるようにした潜水艦である。よく言えば万能、悪く言えば器用貧乏。

世界でも屈指の大型潜水艦であるが、この大きさで船型というのも珍しい。そして三連砲がついているのはこれだけである。
ちなみに艦名のロムルス・アウグストゥスとは西ローマ帝国最後の皇帝の名前である。


【開発経緯】
民主連邦海軍にはかねてより超大型潜水艦を建造する計画があった。

それはロマンと空想の産物であった。
潜水艦から水上機が発進でき、砲撃戦でも戦艦に引けを取らないような「潜水戦艦空母」計画であった。
また、大型潜水艦の周りに中型潜水艦を並べて「潜水艦隊」を作るという計画もあった。
現在海軍にて採用されている『ペトロ二クス・マクシムス級潜水艦』はそのための中型潜水艦として建造されたのである。

一時期海軍の兵器局は本気でこの計画を実現しようとしていた。
多くの設計図が兵器局に持ち込まれていたのである。

設計図
〈設計図の一つ。水上機が描かれていることがわかるだろう。〉

結局この計画は技術、そして何よりも予算の都合上によっていつの間にか忘れ去られていた。

時は流れて2年後。民主連邦海軍は窮地に立たされていた。
頼みの駆逐艦2隻は旧式化し、最早極東における海軍力の主導権は喪失していたのである。
そこで切り札として核ミサイルが搭載できる戦略兵器、原子力潜水艦を建造することに決定したのだ。
予算は幸い何とか確保できた。

建造は困難を極めた。
民主連邦にとってこの大きさの潜水艦は今まで建造したことがなかった。
中型潜水艦でさえ何度も浸水事故を起こしたのである。
当然今回も多発し、30回の浸水事故と25回の爆発事故を起こした。
造船所の周りでは漁礁が大量生産された。

しかしもっとも心配されたのは原子炉である。
民主連邦にとって兵器用の原子炉は未知の領域であり、着手しようがなかった。
それに一発でも事故が起こった場合さすがに洒落にならない被害が出る危険性もある。
更には潜水艦用の核ミサイルも作るのである。
周辺諸国も「これはまずいのでは」と事態を深刻に捉えた。

そこで技術力に名高いアストメリア共和国(以下AMR)から技官を招聘し、原子炉と核ミサイルを作ってもらうことにした。
何故かAMRには原子炉や核兵器がないものの技官は製造方法を熟知していたのである。
結局核関連のみならずいろいろな技術面においてAMR技術陣を頼る事となった。
AMRは内陸国なのだが。

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〈建造中の様子。〉

そして建造から3ヶ月後、その巨大な図体はタラント軍港に姿を現した。
それはまさしく戦略兵器と言う名にふさわしいものであった。
海軍は単なる潜水艦に止まらないということで「巡洋潜水艦」という名前を与えたのである。

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【武装:28cm三連装砲*1 VLS*6 80cm魚雷*2 48cm魚雷*8 乗員:10名】

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潜水艦としてはありえない主砲28cm三連装砲。浮上から発砲まで時間がかなりかかる。

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水上用レーダーと水中用レーダー。潜望鏡は折りたためる。主砲のために測距儀が艦橋横に見える。

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VLSはいろいろと浸水が怖いので浮上したからじゃないと撃てない。後部のハッチはVLSではなく人員用である。

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前部魚雷発射管。攻撃型原潜にもなろうと欲張った結果の重武装である。
必殺の80cm魚雷発射管が2基、48cm魚雷発射管が4基。

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後部から。後部にも48cm魚雷発射管を4基装備している。

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後部機銃。対空戦闘はいろいろとあきらめている。

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原子炉はアストメリア共和国の力を借りて作成された。

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船内の様子。二段ベッドやガスコンロといった生活面にも一応の配慮が繰り広げられている。

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船内前部。80cm魚雷は内部から装填するためにハッチが開く。

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進水式の様子。大統領が視察し、水兵たちを激励した。

この潜水艦がはたして役に立つのかは不明である。多分役に立たないと思う。
それでも核兵器を含んだSSBMが撃てることには変わりなく、民主連邦が大国としての矜持を保ち続けるささやかなアイテムの一つなのである。



【開発後記】

ついにできました。原子力潜水艦です。
作ろう作ろうと思ってから2年、ようやく製作することができました。
といっても一気呵成に創り上げたので実際の製作期間は3ヶ月ほどなんですが。

思うままに作ってみましたが意外と船型の再現が楽に行きました。
僕の脳内の潜水艦と言えば葉巻型ではなく船形なのです。

今回はかなりギミックをつけてみました。いろんなところが開いたり閉じたりします。
傍らに置いてぱかぱか遊びたいですからね!

十四年式特殊装甲車デュロモイ

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14th Year Type Amphibious Armoured Vehicle Dyuromoi


【概要】
民主連邦本国陸軍にて運用されている水陸両用の装甲車。
熱帯雨林やデルタ地帯で形成されている民主連邦にとって大変重宝する兵器であった。
大型の車輪で河川や泥濘地、湿地帯などの悪路でも比較的まともに走行する。
火力は微妙である。

名前の「デュロモイ」とは東ローマ帝国でかつて使われた小型の快速艇のことである。


【開発経緯】
熱帯であり雨も湿気も多い民主連邦軍は常に悪路に悩まされてきた。
戦車は泥の中をもがき、兵隊はすぐにずぶ濡れとなった。
歩兵はともかく、前線に支援火力が送れない危険があった。

そこで陸軍省が悪路の場合の稼働率を調査したところそこには散々な結果が並んでいた。
悪路の場合重砲の類は7割、戦闘車両に至っては5割しか稼働しないという内容であったのである。
民主連邦陸軍の戦闘車両は小さな足回りにやたらと武装を搭載していたためである。
重量級の戦車に至っては1割というもはや戦闘組織と名乗っていいのかというレベルの稼働率であった。

衝撃を受けた陸軍省兵器局は悪路や水面でも走行可能な車両の製作を命じた。
それが本車の始まりである。
そしてその依頼を受けた我が国トップメーカーである銀星重工は赤星発動機を下請けに任命した。
この国では赤星発動機しか水陸両用車が作ったことがなかったからである。

下請けから数か月後、赤星から次々と車両が銀星に納入された。
銀星が付け加えることは特にはなかった。メーカーを表す銀色のエンブレムをとりつけるだけである。
こうして陸軍に本車が配備されたのだ。


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【乗員:3名 武装:57mm戦車砲*1】

砲塔はささやかに防御力を高めようとほぼ全周に渡ってシュルツェンが貼り付けられている。
対戦車銃に対して効果的である。
また水上運行のためにエンジンとスクリューが見えるであろう。

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内部の様子。見かけの幅と比べると中はせまい。
浮力を確保するため車体は船型となっている。
砲弾ラックは新規設計。


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デルタ地帯を進撃するデュルモイ。歩兵にとっては酷である。
本車両は前線で極めて重宝された。



【開発後記】
地理的に我が国に便利だろうなぁと思って作ってみた水陸両用装甲車。
砲塔に若干のこだわりがあったり。四号H型戦車みたいかな?

プロフィール

けーにっひ

Author:けーにっひ
駄作兵器と失敗兵器と旧兵器が大好きな人。
ロマン溢れるいろいろと歪んだ兵器をレゴで作るのが趣味。

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