大義なき戦争

〈プノンペンネ 大統領府にて〉
大統領「えーこれから陸海合同会議をはじめる。主にLNF内戦関係だ」

大統領補佐官「山本海軍大臣は現在当地で指揮を執っていますので私が代わりに報告します。」

陸軍大臣「海軍だけで戦争できるのか?いつでも陸軍が(からかいに)駆けつけるぜ。」

参謀総長「そうだ。陸軍は電話一本(と多額の利権)で駆けつけるぜ。」

大統領補佐官(頼りたくないねぇ…)「国内世論はどうなんですか?」

宣伝相「先日国内主要20都市で世論調査を行ったところ次のようになった。」

世論

宣伝相「我が国の英明なる国民は内戦介入の必要性を痛感しているようだ。素晴らしい!」

大統領補佐官(ひでぇぇぇ)

参謀総長「戦費気にせず心置きなく戦争できるな!やったねたえちゃん!」

大統領「あー で戦況はどうなったか報告頼む。」

大統領補佐官「わ わかりました。ほぼ無傷でLNF領の反政府組織を駆逐せんと陸戦隊が上陸いたしました。陸戦隊の練度の高さと機甲師団の力でほぼ抵抗なく解放は進んでおります。ですが…。」

宣伝相「ですが?」

大統領補佐官「突如現れた国籍不明の巨大戦車1台によって装甲車数台が芋刺しにされました。幸い死傷者は出てませんが…。それ以降ほぼ全地域で戦略的撤退が始まっております。」

大統領「国籍不明?叛乱軍じゃないんだな?」

大統領補佐官「ち…違うみたいです。(原因早くばらしたいんだがな)某国の援軍のようで。(早く気づけよ)」

陸軍大臣「メシウマwwwあ じゃなかったご愁傷様ですwww」

参謀総長「やっぱ海軍じゃ無理なんじゃないですかwww陸軍がww今ならww手伝いますよwww」

陸軍大臣「そうだなww国家予算から陸軍予算を更に5%増やしたら考えんでもないなwww」

大統領「ぐぬぬ…。誰かどうにかならんもんかね…?」

新副大統領「うむ 私が行きましょうか 大統領。」

大統領「君で大丈夫なのか?内政は誰に任すのだ?」

新副大統領「エムデン補佐官がやってくれるでしょう。小さいものが大きいものより優秀なところを見せてやりますよ。」

大統領補佐官(うーむ やっぱり引っかかるなぁ…)


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近世前半…戦乱から統合へ(~17L.E)

11世紀初め、レゴランド半島北部にてチューハノイという小規模な都市が形成される。
当初は旧華王朝からの掠奪に対抗するため近隣の村々が合同してできたものだった。
そしてこれがのちのレゴランド地方を統一することになるとは誰一人として思わなかったのである。

チューハノイ一帯は大河も流れておらず農業生産性が壊滅的だった。
そのため住民たちは海に活路を求めるようになる。
始めは漁業だけだったが、次第に貿易まで発達していった。
南シア沿海諸国との貿易は国を徐々に繁栄へと持っていくことになったのである。
半島南部、パンコクから来たある商人は13世紀中頃、こう書き残している。

世界の全ての物品がチューハノイにはある。
金銀銅や香辛料だけではなく、西洋からの武器、極東からの豪華な奢侈品まで、何でも揃っている。
この町の中央市場は毎日が祭りのようであり、店頭を見るだけで数日過ごせるほどである。


はじめは弱体であった都市国家チューハノイも経済の力で有力になっていった。
当然その経済力を護る為に強力な常備軍と適宜傭兵を雇うことによって高い戦力を維持していた。
周辺の国々も私大にその庇護を求めてチューハノイに統合していくのである。
そして1321年、その名前を「北部レゴランド王国」に改名した。

南部諸国は農業により多数の人口を誇っていたが、幸か不幸か転機が訪れる。
14世紀初め、突如として原因不明の熱病が半島南部、それも大河の周辺で発生したのである。
チャイプラヤ河を根拠としていた南部国家はまたたくまに壊滅の様相を呈した。
発症者の手足に凹凸がでることから「ポッチ病」と名付けられた伝染病、現在も詳細は不明である。
とにかく、この恐怖の病により、一説には南部諸国の人口の20%が失われたといわれる。

南部諸国同士の終わりなき内乱に加え、疫病、更には無傷の北部レゴランド王国の南進に対し歯止めをかける国は皆無であった。
諸国は一致して新たな侵略者に対抗するより、その侵略者を利用して隣のライバルを葬ろうとする方を選んだ。
これが王国にとっての幸いであった。各個撃破といった形で徐々に南部を蚕食していくのである。

そして1467年。現在のレゴランド半島北部をほぼ統一する。国名もレゴランド王国に変更した。
内戦が終わったということは強力な軍隊が手元に残ったということである。当然矛先は海外に展開する。
その後百年で旧華王朝領土へと大幅に北進した。そして1587年、最大領土を達成する。
しかしその強さはあくまで経済力、動員力によるものであり、決して戦術が有効であったわけではない。指揮官が有能であったわけではない。
統一レゴランド王国はその欠点をいやというほど思い知ることになる。

その時と同じくして、ジャガルタを中心として現在のシロスクル運河あたりまで伸びている領邦体制の国があった。
旧華王朝の人々により結成されたこの国を、現在では後華王朝という。
後華王朝はゆるやかな連邦体制となっており、南一帯の封建国家が連合しているものである。
農業はじめ産業は乏しい地形のため発達して無く、貿易も厳しい立地であった。
その後華王朝が敢然と統一レゴランド王国に対して立ち向かった。

数回の小競り合いの後、1600年、最終解決を目指した王国軍は後華王朝に対し南進を開始した。
その数約10万。対して王朝軍は3万5000あたりであった。
王国軍はその勝利を確信していた。しかし王朝の将軍達は極めて有能であった。敵愾心も燃えていた。
会戦場所は中部の小都市、スプーケット近郊で行われた。

会戦の結果は東南イージア全体を震撼させた。
王国軍の損害、8万余り。対して王朝軍の被害はわずか3000であった。
騎兵による包囲、鉄砲隊による有効な攻撃など諸説あるが、完勝は疑いないことである。
王国は一部の領土を放棄しつつ休戦条約を結ぶしかできなかった。

この会戦以後、近世後半までレゴランド地方は平和な時を過ごすこととなる。
二か国は定期的に小競り合いするものの、民間では交流や貿易が続いた。
約250年にわたって海は穏やかに流れることになる。

近世前半
レゴランド王国膨脹の様子。





札束で頬を叩こう

デパート



デパート社長「いやぁ 我が百貨店も大盛況だなぁ…。これから頑張るぞ」

〈地面を抉りつつ走る音〉

デパート社長「ん!?なんだなんだ…?」

「陸軍だー!よけろよけろ」

プラとデパート
「よし、とまれー!」

デパート社長「えぇー…」

陸軍大臣とデパート

陸軍大臣「ちょっと用があるから君たちは外で待っておいてくれたまえ。」

陸軍大臣「君がこの百貨店の責任者の淀屋鯉三郎君だね?」

デパート社長「はぁ…そうですがわざわざ陸軍大臣が何の用でしょうか?」

陸軍大臣「あぁ。このデパート陸軍にくれ。」

デパート社長「ふあっ!?」

陸軍大臣「陸軍省にするから必要なんだ。」

デパート社長「いやいやいやいや無茶苦茶ですよ…!」

陸軍大臣「補償で建築費の10倍は出そう。」

デパート社長「うーん…でも…!」

陸軍大臣「議員にしてやろう。」

デパート社長「喜んでお譲りいたします。」



〈どうでもいい人物紹介〉

淀屋鯉三郎
デパート社長
 パッと見西洋風なのにすごく日本風の名前になってしまった。特にキャラクターがない平凡な人物だから多分もう出ないかも。お金は好きです。

補足:議員
 多分民主連邦で最も楽な職業。年収は一般所得の10倍、電車などで様々な特典付き、経費でいろいろ落とせる、など様々な恩恵もついてくる。
 仕事内容も毎日議会に来て政府に賛同していれば一日寝ててもいい素晴らしい職場である。落ちないし。
 ちなみに連邦は一院制である。

重戦車海を邁進す

〈プノンペンネ某喫茶店にてモーニング〉

参謀総長「よし 第一関門のソバリアを突破したという情報が入ったぞ!」

大統領補佐官「何やってんだか…」(あ思わず本音が出てしまった)

陸軍大臣「しかしよく海軍にばれずにいけましたね。」

参謀総長「ソバリアの司令官ケーニッヒ君の力を借りた。」

ケーニッヒ少将『おい空からはかせ降ってきたぞ!』

参謀総長「そう言ってうまく海軍の連中の目を逸らした。なかなかやるな。」

陸軍大臣「あとでボーナスだしてやろう。あとこの小倉トーストうまいな。」

大統領補佐官「それで重戦車は今どこに?」

参謀総長「アフィリア横断鉄道でTDPRに運ばれているはずだ。徹夜作業だからもうそろそろ掛波に着いているんじゃないかな。」

陸軍大臣「あ、私と参謀総長殿は少し用事があるからもう行くことにする。」

大統領補佐官「あれ?どこに行くのですか」(嫌な予感しかしない)

参謀総長「ちょっとやりたいことがあってな。あ、勘定は君持ちね。」

大統領補佐官(くそ…給料少ないのに…!)



〈どうでもいい人物紹介〉

ケーニッヒ=チーハー陸軍少将
ケーニッヒ少将
 ソバリア州の陸軍総司令官並びに総督。もともとはサラリーマンだったが叔父の縁故でここまで上り詰めた。最近少将になって嬉しい。この記事を書いている人でもある。
 あとロリコンではない。断じて違う。

プロフィール

けーにっひ

Author:けーにっひ
駄作兵器と失敗兵器と旧兵器が大好きな人。
ロマン溢れるいろいろと歪んだ兵器をレゴで作るのが趣味。

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