十一年式四輪自動貨車

十一年式四輪自動貨車
11th Year Type 4 Wheels Truck

【概要】
民主連邦陸軍が運用している四輪自動貨車…もといトラックである。
装甲が施されていなかったり馬力が低くいろんなところでガタが来たりとあるが、将兵の貴重な脚である。
構造も簡易なため量産や修理も比較的楽なのも嬉しい。
その汎用性のため、本国のみならず華南共和国軍や、果ては海軍陸戦隊まで使われている。
今日もその足を活かして民主連邦軍を陰で支えている。


【開発経緯】
馬しかなかった民主連邦軍の泣き所は機動力であった。
今までは、物資の輸送や砲の牽引は馬で十分だったのである。
民主連邦軍の兵士にとって、乗馬は欠かすことのできない技能であった。

しかし、近代戦争とは総力戦であり消耗戦である。
上層部は今のような輸送方式だと、民主連邦が総力戦をはじめたとき到底物資の供給がままならないだろうと判断した。そこで、銀星重工に四輪自動貨車-すなわちトラックの生産を命じたのである。
ひとつの条件・・・安価で量産できるという条件だけをつけたのであった。

委託を受けた銀星重工は徹底的な簡略化とコストカットを志向した。
部品は既存の民生車両からなるべく流用する、整備性を重視し壊れにくい設計を目指した。
民生車両を参考にした結果、命令からわずか3か月で試作型が完成したのであった。
こうして民主連邦待望のトラックは完成した。
四輪機動貨車が正式名称だが、将兵たちにそんな名前が覚えられるわけもなく、単にトラックと呼ばれている。

進撃する四輪自動貨車

この車両の最初の評判は上々であった。
今まで歩かなければいけなかった将兵たちは、いまや車で楽々といけるのである(ごく一部であったが)。
しかしレゴソウル国XS501のライセンス版である十年式中型乗用車が軍にいきわたるとある衝撃が現場の間で走った。
トラックなのに普通の乗用車であるXS501と搭載人数が変わらなかったのだ。
「四輪自動貨車のメリットは・・・」将兵たちの間にこのような疑問が駆け巡った。

そしてもうひとつの問題が発生した。
初の実戦参加であった華南事変のことである。
兵員保護用の防弾版が施されているにもかかわらず、機関銃弾が鮮やかに片側を貫いたのである。
将兵たちの乗員拒否が相次いだ。
「歩いたほうがまだ安全だ」彼らは口々にこう言った。

将兵たちに愛されたトラックは「紙細工」と呼ばれ、冗談の対象となったのである。
「敵の銃弾はこの四輪装甲車の装甲を貫通するかね?」「いいえ、閣下。銃弾は片側を貫いて、中を飛び回るだけです!」
このようなジョークが前線で流行った。

しかし、銀星重工の圧力により、民主連邦政府は代わりのトラックを持つことができなかった。
問題は初めて本格的な軍用車を持った民主連邦将兵が調子に乗って最前線を本車両で突撃したことに問題があった。
ほんの数年前まで自動車が軍隊ですら普及していなかったのである。その反応は無理もなかった。
トラックはそういう使い方をするものじゃない。
そのうち正しい理解が芽生え始め、結局普及したのであった。

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〈華南軍が使用する本車両。寒冷地でも難なく走ってくれる。〉

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〈車高が高いので少々乗るのが面倒である。荷台には6人乗ることができる〉

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現在、恐らく最も量産された民主連邦軍車両は本車だと考えられる。ロングセラーなのである。
そのため生産時期ごとに微妙にマイナーチェンジしており、最も最新の車両は前車輪にマッドガードが取り付けられている。



【製作後記】

いろんな国家の車両やインディー・ジョーンズシリーズを参考にしつつできたトラックです。作ってから人があんまり乗らないことに気づいた哀しきトラックです。モデルはWW2ソ連のトラックです。ちょっとレトロな感じがお気に入りです。
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民主連邦におけるテロ組織

赤き鉄仮面団
民主連邦内にはまとまった組織力を持つテロ組織がある。民主連邦北東の旧ビールマ王国山岳地帯にて活動している「赤き鉄仮面団」である。彼らは封建制度復活を目指しており、銃器などは決して使わない。前は華南地域にて独立国を作っていたが、華南事変のあおりを受け現在の地域で活動することとなった。

治安維持部隊との激突
治安維持部隊と衝突することもある。ネービールにて撮影。

50年前、王国だったレゴランドが近代化するにあたって民主主義連邦となり、さまざまな近代化政策を行った。その過程で、王国軍の主力であった騎士は全員用済みとなってしまった。国民が徴兵されるというシステムが出来上がったからである。不満に思った一部の騎士やその賛同者たちは、テロ組織をつくり、政府に対し散発的に抵抗し始めた。これが「赤き鉄仮面団」の始まりである。50年前のため、創設した第一世代は少なくなったとされるが、第二、第三世代がいまだ組織を支えている。

衝突
たびたび民主連邦軍と衝突することもある。彼らの武勇のおかげか民主連邦軍の作戦がまずいのかなぜか接近戦になりなぜか民主連邦軍が撤退することも多い。

首領
赤き鉄仮面団の若き統率者、サムライ・モノノフ。高校の時弓道部に所属していたため、弓の腕前が素晴しく、民主連邦軍を苦しめる。ちなみに耳が長いのはコスプレである。

しかし彼らは国民に支持されていない。国民は軍事政権にも飽き飽きしているが、封建制度も真っ平ごめんだからである。残念ながら彼らはそのことに気づいていない。
ちなみに彼らは写真を撮られると魂が抜けると信じているため、以上の写真は大変貴重なものである。



十一年式五〇一型高機動車

大統領ご一行
11th Year Type 501 High Mobility Vehicle


【開発経緯】

騎兵
かつて民主連邦軍は騎馬を愛用していた。
乗馬は将校にとって必要不可欠な能力だったのである。
しかし、列強の仲間入りがしたい民主連邦にとって、機械化という名の軍の近代化は不可欠であった。
兵器局はまだ駆け出しであった銀星重工に国民車となりうる軍用車の開発を命じたのである。

甲型高機動車
残念ジープ
こうしてできたのが甲型高機動車である。
見てわかるとおり一人乗りでいろいろ残念な出来であった。
唯一利点をあげるなら輸送しやすい、ということだけである。
将校はかっこ悪いため乗りたがらなかった。将兵はその完成度から本車を「残念ジープ」と呼んだ。
勿論、国民車とはならなかった。

そんな中、民主連邦軍の近代化に一筋の光明が差した。
レゴソウル国が汎用小型軍用車のライセンスを売り出したのである。
好機とばかりに民主連邦政府はライセンスをもとめた。
どういう方法にせよ、とにかくライセンスは手に入った。

十一年式五〇一型高機動車
五〇一型高機動車
元の名前は「XS501汎用小型軍用車」である。
民主連邦軍が正式採用する中で、名前を「五〇一型高機動車」と変更したのであった。
生産は銀星重工が行った。もともとの性能は時速160kmだったが、工業力の差なのか100kmまで下がっている。

華南進撃の様子
安価な生産費と高性能により、瞬く間に大量に配備されるようになった。
華南事変の際には、偵察、進撃などさまざまな任務をこなした。
そのため将兵たちからの信頼も高い。
しかし、前線へいきわたっているとはあまり言えないのに、中央から査察に来た高官の送り迎えにはすぐ使われることに、民主連邦軍の将兵は多少不満に思っている。

警察仕様
警察のパトカーにも採用された。その能力で日々市民を怖がらせている。



【製作後記】

レゴソウル国が公開してくださった小型軍用車のライセンスをそのまま流用してるので自分の作品とはいえませんね・・・フロントの一部だけオリジナルに変更しています。すごい人が乗ります。自分が作ったトラックより人が乗りますw
あとライセンスはレゴ国際連合のサイトで見ることができます。

試製十一年式内火艇

11th Year Type amphibious Motorboat Experimental

【概要】

新規参入の軍需企業、赤星・ピザ・コーポレーションによって製作された水陸両用車。
同社初製作の軍用車両ながらも高い性能と信頼性を誇り将兵から長く愛された。
しかし大人の事情から正式採用されず少数の生産、配備にとどまっている。


【開発経緯】

民主連邦の北部地域や西北部地域(旧ビールマ王国)は河川やぬかるみが多い。
通常の車両や装甲車だとすぐに立ち往生してしまう。
しかし、一々架橋したりゴムボートで輸送したりするのでは手間がかかってしまう。
北部地域に駐屯している現地軍は何とかしてほしいと民主連邦軍総司令部にたびたび上奏していた。
しかし、「気合があればなんとかなるだろう」ということでスコップを余分に送るぐらいの対応策しかしていなかったのである。

この状況を不憫に思ったのが赤星・ピザ・コーポレーション(A.P.C)の会長である。
彼は、わざわざ兵器部を創設して水陸両用車の開発に乗り出したのである。
勿論、正式に国家からの依頼は受けていない。
将兵のために。その一心でついに三ヵ月後、試作型が完成した。

特一式内火艇
時速60km(整地)で走る。
渡河
水面も走れる。定員8人。

早速、この試作型を兵器局に提出したが反応は冷たかった。
性能は申し分なかった…。
装甲は施されていないとはいえ、河や泥地をなんなく走ることができ、かなりの人員を運ぶことができる。
試作型に試乗した将兵たちは、この水陸両用車を高く評価した。

しかし、申し分のない性能が仇となった。
兵器の生産における最大手である銀星重工が自社のシェアを侵されることを危惧し、裏から手を回して本格的に採用させないようにしていたのである。
結局、この車両は北部地域の一部隊でしか運用されていない。
しかし将兵たちからは「鰐」と呼ばれ、愛され、重宝されているのである。

特一式内火艇
〈搭乗する将兵たち。〉



【製作後記】

レゴのインディー・ジョーンズシリーズにソ連軍の水陸両用車がありまして、なかなかかっこよかったのでそれを参考にしつつ作ってみました。オリジナルのほうが絶対かっこいいです・・・自国がデルタ地域なため、このような車両があってもいいかなぁと思いました。でもダメな政府なので正式採用はしません(笑)

十一年式軽装甲車ウェリテス

11th Year Type Light Armoured Vehicle Velites

【概要】

民主連邦陸軍が機械化を進めようと開発した軽装甲車。
抜群の絶望性と絶望の装甲防御力を誇る。
不満は多々あったが陸軍の機械化を進めた功績は不朽のものである。
現在は退役、その後を十三年式軽装甲車ハスタティが埋めている。

【開発経緯】

記念すべき初の国産戦車である八年式戦車によって、民主連邦軍の機械化は大幅に進んだ。
八年式戦車の正式採用から数ヶ月も経たずして、機甲師団が新設された。
しかし、八年式戦車の量産は完全に滞っていた。
上層部が次々に仕様変更するため生産工場では大混乱が起きていたのである。
「前線に装甲車がほしい!」という現場の声は次第に大きくなっていった。

そこで兵器局は銀星重工に装甲車の開発を命じた。条件は
1.量産しやすい簡易な設計であること
2.舗装道路で時速80km以上がでること

こうして、開発命令から数ヵ月後、満を持して装甲車が完成した。開発された年から十一年式装甲車、また、軽装なことからウェリテス(軽装歩兵)と名づけられた。もちろんローマ帝国大好き大統領の命名である。

ウェリテス
【武装:30mm機関砲 7.7mm万能機関銃 最大装甲:20mm 重量:10t】

内部図解
〈エンジンは液冷である。〉

こうしてこの装甲車は将兵の歓喜の声で迎えられた。「ついに民主連邦も一等国になった!」そう実感した将兵も多かったといわれる。そして通常師団、機甲師団問わず配備された結果、戦車兵の9割以上がこの装甲車の搭乗するようになった。
華南に進撃するウェリタス
初の実戦参加は華南事変である。広大な華南の地を無茶な多方面作戦で支配領域を広げていた民主連邦軍にとって、この装甲車は極めて重宝された。しかし、華南事変も泥沼に入るにつれ、軍閥側が使用した対戦車兵器によって、芋刺しのように撃破されるようになると、一気に熱も冷めた。申し訳程度の装甲しかついてなかったためである。前線の将兵からは「軍馬」と呼ばれた。軍馬のように前線を走り回ることと、軍馬のごとく、装甲防御力が皆無だったからである。もちろん上層部は気にも留めなかった。

28mmゲルリッヒ砲搭載型
上層部は30mm機関砲の性能、特に対戦車性能に満足していなかった。しかしこの装甲車は極めて小さく、通常の対戦車砲は装備できない。そこで考え出されたのが、ゲルリッヒ砲搭載である。タングステン弾を高速で発射することによって敵戦車を撃破しようと考えたのである。幸いタングステンは豊富にあった。
28mm砲搭載型

28mm砲搭載型2
〈華南事変にて。奥に見えるのが28mm砲搭載型〉

28mm砲は扱いやすいという上々の評判だったがさすがに各国のMBT相手にはまったく効果がなかった。また、装甲もせいぜい小銃弾を防げる程度(機関銃弾も一応防げるが撃たれ続けると危険である)だし、頭が丸見えなので狙撃し放題である。また、中に手榴弾とか投げ込まれると大事なので軽機関銃が手元においてある。

指揮型
こうして、民主連邦機甲師団が完成した。しかし、前線と司令部の連絡は相変わらず通信隊による命がけの作業によったなりたっていた。そこで装甲車の車体が余っていたため、流用して指揮車を作った。
指揮型
【武装:4連装ロケット砲】

本来の目的は前線と司令部の情報伝達であった。しかし、4連装ロケット砲の威力が絶大で、そもそも司令部の命令があんまり役に立たないことを将兵は知っているため、主に攻撃兵器として最前線で戦っている。



【製作後記】
我が国の機甲師団があまりにも貧弱な装備のため、作って見ました。モデルはピューマ・・・のはずです。この三種の中では28mm砲搭載型が一番気に入ってます。

センターも終わりまして

着実に更新していけたらなぁ・・・と思います。
これから私大入試があったり二次試験があったり受かった場合移住作業があるのでまたしばらく
放置プレイするかもです。

おまけ
影の権力者
民主連邦影の権力者

民主連邦における政治機構と重要人物

【民主連邦における政治組織】

民主連邦政治組織
(民主連邦政治機構概略図)

レゴランド民主主義連邦には上記のような省庁から成り立っている。
一応民主主義国家であり、大統領と内閣の代表(首相)が権力を相互に監視する体制…のはずだった。
とはいっても民主政治なんて一度も行われたことはない。
この中でも特に陸軍省と海軍省の権力が強く、気に入らない他省の大臣のクビを吹っ飛ばすことができるぐらいである。
基本的には寡頭政をとる軍主導による政治と言って差し支えないと思う。


A.大統領府…民主連邦最高の権力組織
 もちろん大統領によって統括される。国軍の指揮、予算案の実行、総督の任命、外交等その権力は絶大である。
 それゆえ4年に一度国民投票によって選出されるはず…なのだが当然機能していなく、選挙は長らく絶えている。
 独裁者並の権力を持つが陸海軍の高官たちにも配慮しないといけないのが難しい所である。
 民主連邦では権力は銃口から生まれているからである。
 なお憲兵隊を直接指揮することができる。

B.内閣…文官組の最高峰
 首相が代表である。民主連邦最高議会から任命される。
 大統領に対しては不信任を表明することができ、大統領の権力濫用を防止する役目であった。
 しかし現在の首相は幼女が務めており、その点全く機能していないと言わざるを得ない。
 そもそも憲法上大統領は首相に優越すると規定しているのである。 
 主な役目は予算案の作成、議会への出席、そして外交である。

C.民主連邦最高議会…国権の最高機関だったもの
 憲法上国権の最高機関だったのだが現在は完全に骨抜きにされている。
 議員は退役軍人や勲功者によって占められているからである。
 議員になると様々な特権を享受することができ、憧れの職業である。
 なお2年に1度改選される。

D.陸軍省・海軍省…軍の政治組織

陸軍省にて
(陸軍省)

海軍省
(海軍省)

 他省と比較して圧倒的な権威を持つ省。そりゃあ武力を持っているから当然である。
 なお陸軍・海軍大臣になるためには現役武官ではないといけない決まりとなっている。
 主に軍政について扱い、補給や軍事予算の作成・提出等々の平時任務を行っている巨大なお役所である。
 議員が迂闊に非難したり反対したりすると議員を罷免されたり、左遷されたり行方不明になったりする。
 ちなみに作戦方面についてはそれぞれ参謀本部と軍令部がある。
  
E.内務省…広大な権力を持つ文官組織
 陸海軍省からみたらさすがに劣るが、他の省から見れば優越した権力を持つ組織である。
 主に内政担当。特に治安維持を扱うため警察組織を配下に置く。
 更に防空軍発足後は市民生活により強力な介入ができるようになった。
 当然内務大臣には有力な議員が配置される。

F.外務省…外交を主に受け持つはずだった組織
 国家間外交の推進や調整を行う政治組織である。
 といっても大統領府や有力軍人が勝手に外交しに行ってしまうためあんまり出番はない。
 その後のアフターフォローや調整役である。

G.工部省・農商務省…産業一般を受け持つ
 特に商業が発達している民主連邦産業の保護発展を推進する省。
 統制経済を目指しているがなかなかうまくいかなかったりする。

H.鉄道省…鉄道の他通信やインフラ構築を担当
 鉄道のみではなく道路等のインフラ、果ては通信網まで整備する省。
 もっとも軍事的に極めて大事な鉄道を重視している事は明白である。
 今日も国営鉄道は本国・属国問わず元気に走り続けている。

I.宣伝省…国内啓蒙と国外宣伝の要
 自由と民主主義をさりげなく抑圧する民主連邦には欠かせない組織。
 伝えたいある事ない事を膨らまし、伝えたくない真実をなかったことにできる。
 独自の武力組織はないが、宣伝の力は偉大であり、他文官省と比較すると恵まれた位置にある。

J.財務省…予算案の作成、予算の管理等々
 普通の国は大抵財布を握っている組織が強いが民主連邦に於いてはその限りではない。
 財務省の役目はいかに多くの軍事予算を負担や不満がかからない形で引き出せるかという事である。
 年々巨額になる軍事予算に頭を悩ませている。拒否すると大臣のクビが飛ぶ。


【民主連邦における主要人物】

A残念な.政権中枢部

日虎 地破綻(ひとら ちはたん)大統領
大統領
民主連邦本国北部の中核都市、チューハノイ出身。海軍元帥にして民主連邦の最高権力者。
先代の大統領から権力を受け継いだ、いわば二世大統領である。
ただ先代大統領ほどの力量も手腕も才能もなかったりする。
世界征服を夢見ているが、いまだ果たせないでいる。
自称アイデアマンで、兵器局が開発したさまざまな新兵器に奇想天外なアイデアを提案して技術者たちを困らせている。ローマ帝国マニアで民主連邦のあちらこちらにローマ大国の地名人名が出てくるのは大統領が命名しているからである。
あこがれるあまり一時期帝政にしようかと考えたが、政府高官たちに止められた。好物はピザとアイス。


日村 破五反(ひむら はごたん)前副大統領
副大統領
日虎大統領と同じくチューハノイ出身。海軍出身。民主連邦の古老。
政権内で唯一民主連邦建国以来の生き残りである。
大いなる経験を持っている彼の意見を政府高官たちは敬意を持って聞いている。
しかし実は民主連邦建国の時、将軍でもなんでもなく前線基地でひたすらジャガイモを剥いてたことは誰も知らない。
ジャガイモを剥き続けて50年、ついに副大統領の地位まで上り詰めた不世出の人物である。
2013年、老衰により死去し引退。全国民が哀しむ悲劇であった。

セサル=ローリズ副大統領
副大統領
前ビールマ州総督。前任の副大統領が急逝したため副大統領となった。かなりの大抜擢であった。
ジャガルタ近郊の町出身。難関プノンペンネ国立大学を首席で卒業後、官僚となった。
「南部出身者は官僚にはなれない」という慣習を打ち破って出世し、各州の総督・副総督を歴任した。
その後ビールマ州にての反政府活動を抑止した働きを認められ、現在の地位となる。
性格は温厚。地方分権主義者である。モットーは「子どもたちが笑顔で暮らせる国を目指す。」
インフラや教育の充実に力を尽くしており、民主連邦の内政はこの男によって支えられている。
あとロリコンである。

エムデン=チヌール大統領首席補佐官
大統領補佐官
大統領の頭のあんまりよくない命令を改変して対処する役目。文官である。
補佐官自体は役職的にそんなに偉くはないが内実は莫大な権力を持っていたりするのはそのため。
首都プノンペンネ近郊出身である。文官のエリートコースを登りつめここまで来た。
能力自体は極めて高く、優秀な官僚である。
こんなに滅茶苦茶なトップでも民主連邦が運営できているのはこの人物が寄与するところが極めて大きい。
ただあまり性格はよくない。

メアリ=ヘイスティングス首相
首相
弱冠8歳にして議員最高の地位、首相にまで上り詰めた幼女。うわようじょつよい。
勿論実力と言う訳ではなく幼女を信奉している宗教を土台にした党、外祖党が政権与党となったため起こってしまった。
でも可愛いから国民から高い支持を受けている。可愛いは正義なのである。
そもそも大統領一強となった今首相の権限はあまりないのでこれでなんとかなったりする。
好きなものはピザとアイスとロマン兵器である。

論 眼瑠(ろん める)参謀総長
参謀総長
南部の大商業都市シンガボーロ出身。この国唯一の陸軍元帥。
自称民主連邦の若き策士。民主連邦軍の指揮、作戦を一手に背負う。
初代大統領の時にひたすら追従とおべっかを繰り返し遂にこの地位に登りつめた。
陸軍のトップであり、作戦面を網羅する参謀本部の代表である参謀総長を務める。
とはいっても海軍には命令が出せないことを苦々しく思っている。
今日も論参謀総長は破陸軍大臣とタッグを組んで陸軍の充実と海軍の縮小に邁進している。

破 印津(は いんつ)陸軍大臣
陸軍大臣
シンガボーロ出身。陸軍大将。
試験秀才で、学科の成績だけでここまで上り詰めた。
さまざまな理由をつけて陸軍予算を拡大し、その抜群の手腕から「たかり屋ハインツ」と呼ばれている。
ちなみに兵隊を率いたことはないらしく、現場の事はあんまりよくわからない。
彼が関心がある事は国家予算からどこまで陸軍に回してもらえるか、そしてどうすれば海軍を廃止できるかについてのみである。
そういう点では軍政について主に扱う陸軍省のトップはまさにうってつけだったと言える。

山本 九十九(やまもと つくも)海軍大臣
海軍大臣
南部の大軍港、タラント出身。海軍大将。
弁が立つため陸軍との予算交渉で珍重され、現在の地位まで上り詰めた。
大艦巨砲主義の信奉者であり、その野望を実現するために全身全霊を賭けて海軍予算の拡張を目指している。
ロマン主義者、熱血漢であり、質問した議員へ「ばかやろう」と一括して、問題になった話は有名である。
ちなみに船に弱く、酔い止めがないと乗船できない。

余 是布(よ ぜふ)宣伝大臣
宣伝大臣
現華南共和国の首都上杯出身。
民主連邦の高官にしては珍しく本国出身ではない外国人である。
もともと掃除機のセールスマンだったが、その弁舌の才が認められめでたく宣伝省に入省、そのまま出世して大臣となった。
民主連邦の重要な情報は大抵この者の口から伝えられる。
巧みな語り口で民衆の不満を抑えることに関しては、他に右に出るものはない。
洞察力も鋭く、民主連邦の残念な現状をもっともよく見ている人間でもあるが自分から動こうという気は特にないらしい。

B.取り巻きの軍高官たち

グロースプリンツ=ローリズ陸軍大将
グロースプリンツ=ローリズ大将
本国陸軍の最高司令官。前線に出ている将官の中では一番位が高い。
長らく軍事教官を勤めており、戦列歩兵を用いた戦術の大家であった。
その能力から同盟国のカトラス民主主義連邦共和国に招聘され、教官を務めたこともある
しかし近年勃発した近代戦の惨禍を目にして戦列歩兵は時代遅れだと実感、総力戦体制の構築こそ急務だと路線転換したのである。
そのため現在彼は民主連邦が戦時に総力を発揮できるような経済を構築しようと様々な方針を考えている。
ちなみにセサル=ローリズ副大統領の叔父であり、グロースプリンツ=ローリズ大将もロリコンである。

トーマス=ケニー海軍中将
司令長官
現在本国艦隊の総指揮をとっており、海軍の現場組の中では最も権限が大きい。
彼は出自が変わっており、元カトラス民主主義連邦共和国の海軍大臣である。
亡命したり遭難したりした結果民主連邦に流れ着いてしまった。
この外国人がなぜか海軍中将になってしまうあたり民主連邦海軍の人材難がよくわかるであろう。
ケニー中将自体は民主連邦をかなり気に入っているようである。

ケーニッヒ=チーハー陸軍少将
ケーニッヒ少将
現華北帝国駐留軍の総司令官にして華北帝国軍の軍事顧問である。
それ以前は西部ソバリア州の総督を務めたり陸軍省でひたすら書類整理をしていた。
いわば雑用係である。本人は本国に帰りたいがそんなわけにはいっていない。
ちなみに管理人のシグフィグである。カーキ色の服はなかなかないので哀しい。

サイズ=ボーモント海軍少将
陸戦隊司令官
民主連邦海軍陸戦隊の指揮を執る。上陸戦のスペシャリストである。
彼の経緯は変わっており元々民主連邦と敵対する北方の共産主義勢力に与していた。
その卓絶した指揮は民主連邦陸軍を苦戦させたのである。
そして捕虜となった後陸軍を苦戦させた腕前を買い海軍将官となった訳である。
これほどまでに海軍は陸軍の事を嫌いなわけである。

クルトン=マイヤー陸軍大佐
クルトン陸軍大佐
本国陸軍唯一の戦車連隊の総指揮を任されている陸軍軍人。
それ以前は戦車は歩兵に付属するものであり、旅団の扱いを受けていたのだがマイヤー大佐の進言により変わった。
彼自身は機甲戦について関心があり、戦車や装甲車の強化、輸送能力の向上は必須と考えている。
せめて他国と同等の戦車はほしいが、残念ながら民主連邦の戦車は旧式極まりない代物である。
というか兵器開発の思想があまりにも旧式なので彼にとって胃薬は手放せない。

ヘルゴランド=チリ―海軍大佐
ヘルゴランド海軍少将
海軍軍令部の軍令部次長。作戦や戦時補給について考えるお仕事である。
元新鋭駆逐艦『ユリアヌス』の艦長も務めたことがある。
ロマンを夢見る政府高官たちと異なり、現実派なのでろくな兵器がない事を哀しく思っている。
空母がほしいが国力的にそれは厳しい。

C.野心的な華南共和国の高官たち

マルクグラーフ=ケヌン大統領
華南大統領
民主連邦の傀儡国家、華南共和国初代大統領にして華南共和国軍の総司令官を務める。
元民主連邦陸軍中将である。華南共和国という傀儡をコントロールされるために派遣された。
共和国成立時に民主連邦陸軍機甲部隊を率い自ら国の誕生に重要な役割を果たした経緯がある。
巨大な傀儡国家、華南共和国の誕生を巡る一連の華南事変勃発の中心的な人物である。
現在は大統領自ら共和国の富国強兵を務めており、華南共和国軍はさながら彼の私兵と化した感がある。
その武器兵器共に最新かつ精鋭であり、華南共和国は本国の頸木から脱却しようと邁進しているのである。

ポンメルン=ケトルス副大統領
華南副大統領
華南共和国の副大統領。元民主連邦陸軍大佐である。共和国陸軍中将でもある。
民主連邦陸軍勤務時代は参謀本部に配属されており北部方面課の作戦課長であった。
マルクグラーフ大統領の華南軍私兵化に恐れをなした本国高官達が監視役として急遽ケトルス大佐を副大統領にしたのである。
彼の任務は適度に共和国の内政をする事、そして共和国の状況を本国に逐一通達する事である。
華南共和国自体まだまだ力が弱く本国に従属せざるを得ないためケトルスは今日も副大統領の座にとどまっている。


クルフュルスト=チヌール共和国陸軍大佐
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誕生期の華南共和国陸軍の総指揮を務めていた。現場組のトップである。
マルクグラーフ大統領と一致団結して華南軍の機械化・近代化に取り組んでいたのである。
その成果は目覚ましく華南軍は民主連邦勢力で随一の精鋭部隊と化した。
ところがそれに刺激された本国政府のお目付け役であるケトルス副大統領が赴任後、彼は突如として事故死する。
急に車に轢かれたのである。ちなみにその犯人は捕まっていない。
チヌール大佐の急死後華南軍の独立性は著しく阻害された。

D.牧歌的な華北帝国の高官たち

チャールズ=エドワード=ノートン2世
華北皇帝
由緒正しき華北帝国の皇帝。帝都東安出身。
近年勢力を増してきた隣国の共産主義国家に対抗するため民主連邦の庇護に入る決断を下す。
もっともそれは帝国の独立を守るための選択であり民主連邦シンパと言う訳では無かったりする。
遅れた技術の帝国の産業を何としても振興し、独力で国を守るようにするのが彼の目標である。


会議の様子
民主連邦最高会議の様子。会議にピザとアイスはつきものである。

八年式主力戦車ホプリタイ

八年式H型(暗視装置搭載)
8th Year Type Main Battle Tank Hoplite

【概要】

民主連邦軍初の国産戦車。
初期型から度重なる改修によりなんとか長らく一線級の戦車を保ってきた。
とはいっても限界が来たため現在は退役済みである。
余った車体は突撃砲として改造され使用されることになった。
しかし民主連邦にとって技術の金字塔となったことは間違いない。


【開発経緯】

数年前までレゴランド民主主義連邦には戦車がなかった。
国土が比較的小さかったためである。
しかし諸外国が主力戦車を持つ中、列強の仲間入りがしたい民主連邦は面子にかけて主力戦車を開発する事を決定したのである。
民主連邦政府は自動車の生産に定評のある銀星重工に生産を委託した。条件はこの二点である。
1.重量は30t以下であること
2.歩兵の火力支援を主な目的とすること
こうして銀星重工のスタッフたちの絶え間ない努力により、開発から2ヵ月後に完成した。

八年式戦車A型
八年式A型
武装:57mm短身砲 7.7mm万能機関銃*2 最大装甲:30mm 重量:15t

名前は開発された年からとられた。ホプリタイとはローマ帝国の重装歩兵のことである。(大統領がローマ帝国ファンだったためである。)
歩兵支援としては優秀であった。主砲は扱いやすく、また軽量のため比較的高速であった。しかしそのいい評判もいっぺんで吹き飛ばす悲しい事故があった。
華南事変のことである。軍閥側が操る対戦車砲のたった一発の砲弾によって二台の八年式戦車が打ち抜かれたのである。「ダンボールをつけたほうがまだマシだ」と戦車兵からの苦情が相次いだ。事態を重く見た陸軍は最初の生産型をA型と名づけ、更なる改造を銀星重工に命じた。

B型:前面に傾斜装甲をつける
C型:Sマイン設置
D型:57mm短身砲を47mm長身砲に変更
E型:車体横にも傾斜装甲
F型:空冷エンジンから液冷エンジンに変更 
G型:主砲を88mm対空砲に換装
H型:主砲を100mm対戦車砲に換装

八年式戦車H型
八年式H型

八年式H型内部
【武装:100mm対戦車砲 Sマイン 7.7mm万能機関銃 最大装甲80mm 重量40t】

こうして八年式の決定版ともいえるH型が完成した。しかし、あまりにも改造に改造を加えたため、複雑になりすぎ、量産が滞るようになってしまった。また、限界一杯の100mm砲といえども列強諸国の120mm砲と比べると明らかに見劣りした。また、でかすぎるハッチなどさまざまな問題もあるため、陸軍は次の戦車を模索していく。しかし、民主連邦軍初の戦車という金字塔が揺るぐことはない。



【製作後記】
さまざまなレゴのサイトの戦車を参考にして作ってみました。モデルはⅣ号戦車だったはずなのですが・・・うーん似てませんね(笑)初の横組みとか内部製作とか自分にとっても金字塔となった作品でした。使用した履帯が短かったため長さがかなり短くなりました。横から見るとかっこ悪かったりします。

レゴランド民主主義連邦について

DUL国旗案
(レゴランド民主義連邦国旗)

華南国旗
(華南共和国国旗)


【概略】
レゴランド民主主義連邦(Democratic Union Of Legoland 略称DUL)は東イージアに位置している自称民主主義国家である。
国名に「民主主義」とあるからといってそうとは限らないものである。
その実態は一握りの軍人達による寡頭政といっていい。
首都はプノンペンネ。
その地勢を生かして加工貿易や中継貿易で莫大な利益を上げている。
その政治・経済体制を揶揄して「軍服を着た商人」と呼ばれる。
 
その領域としてはまずパインドシナ半島全域に渡る「本国」と呼ばれる直轄領土。
そして本国の北に位置する巨大な傀儡国家、華南共和国(South Mandarin Republic)から成り立っている。
更に大南洋の要所要所、半島の周辺に点在する諸島群、以上の広大な地域を収めているのである。

なおローマ帝国を尊敬し、目標としているため、政府高官たちは自らの国を「ローマ帝国の後継者」と呼んでいる。
そのため、兵器名や地名など様々な場面でラテン語由来の言葉が出てくる。
もっとも政治体制はあんまり似ていないといってもいい。

【国旗】
鉄十字ぽい紋章は完全無欠な政府、白丸はあまねく権力と宗教、赤は忠義心溢れる国民を表す。
なんかもうひと目から見て自由が制限される強圧的な国家であることが明白である。
国旗から国のカラーは赤であり、軍の兵器にも識別用のマークとしてたびたび真紅があしらわれる。

華南共和国の国旗は左に白、右に赤が配置されており、国権が人民に浸透し、秩序を構築する様子が示されている。


【地勢】
無印
(本国・華南共和国地形並びに主要都市図)

DUL州
(本国・華南共和国地方州一覧図)


A.本国

民主連邦の中核にして民主連邦的秩序の頭脳である。
前述したように首都はプノンペンネだが、政治首都のため、政庁以外は何もない。
内陸のほうが軍事的に守りやすいという配慮・・・と説明されているが、万が一市民革命が起こったとき、政府高官全員が海外に逃亡しやすいようという噂がまことしやかにささやかれている。

また、慣習として半島を半分に分かつシロスクル運河を起点に北を北部、南を南部という。
前述したような経済体制のため、領内にはシンガボーロ、パンコク等の国際貿易港がいくつもある。
また、熱帯気候のためたびたびモンスーンに襲われ、大きな被害をもたらす。

インフラ
〈民主連邦広域主要インフラ図〉

シロスクル運河は民主連邦の大動脈といっても過言ではなく、中継貿易や通行料で大きな利益をあげている。
民主連邦自体その立地からイージアの貿易中継地点として古来から大いに繁栄してきた。
しかしその反面、南北に細い領土は分断されやすく、極めて防衛しにくいことが特徴である。


・本国の主な都市

チューハノイ・・・民主連邦本国北部随一の大都市。
チューハノイを中心として北部地域の経済は成り立っている。
重軽工業共に活気を呈しており、「民主連邦の工場」と呼ばれるぐらいである。

しかしその代償として、環境が著しく汚染されてしまった。
特に大気が悪く、酷いときは砂埃が街中を覆うときもあるため、旅行者にとってマスクやのど飴は必須である。
また、
現在の大統領の出身地がここであるため、インフラ投資が集中しており、住民の政府に対する信頼は高い。
民主連邦の基幹となっている宗教「イカ教」の総本山があることもあり、この町の重要度は計り知れない。


スコーンタヤ・・・本国西部の主要都市。
主な産業は観光。推定5世紀からここを中心とした文明があったといわれ、百年前まではここが首府であった。
そのため壮麗な神殿や遺跡が残っており、特にイカをモチーフとした女神の巨大仏像(推定15世紀建造)は有名。
政府も外貨収入を得ようと環境を保護するために車の乗り入れ制限や景観地保護のための特例が出されている。
古来からある精神的な首都である。


パンコク・・・民主連邦南部に存在する大都市。
繊維・紡績産業も発達しているが、繁栄の源はなんといっても貿易である。
プノンペンネに届く重要物資もこの町から陸揚げされる。
その歴史は古く、既に10世紀頃から海を越えて他王国と通商していたことが様々な文献から確認できる。
市内には運河があちこちにはりめぐされており、住人の交通手段が船であることから「泥水の都」と呼ばれる。根幹となる市内中央を流れる川「チャイプラヤ川」が褐色に濁っているためである。
夏の気候は厳しく、湿度80%、最高気温35℃となる日がざらにある。また、半島南から敵軍に上陸されたことを想定して、有事の際にはここが天王山になるといわれるため、陸軍が駐屯している。


タラント・・・民主連邦最大の軍港。
ここの産業の大部分は海軍関係の需要から成り立っている。特に造船業は連邦随一。
民主連邦が保持する軍用艦艇の大部分はここに停泊しており、艦隊の一大根拠地である
また、本国の空を護る戦闘機隊もここに駐機している。


シンガボーロ・・・民主連邦南部地域最大の都市。
最大の貿易港でもあり最大の商業地でもある。減税措置など、経済特区として様々な政策が行われているため、国内外を問わず大企業の多くがここにオフィスを置いている。
市内中央部にそびえる高層ビル群はこの都市の繁栄の象徴。
民主連邦政府もこの都市の計り知れない価値を認識しており、首都プノンペンネの政治機構のサブはここに置かれており、各副大臣はここで職務に励んでいる。
所得水準が民主連邦でもっとも高いためか、富裕層の総数・割合ともにシンガボーロが圧倒的に高い。


ジャガルタ・・・南部にあり、古くから拓けている国際貿易港。
20世紀初頭に貿易港の主役がシンガボーロに奪われてからは少しずつ経済規模が縮小している。
といってもこの国の国際貿易港の中で大南洋に最も近いのはジャガルタであるため、大南洋地域への貿易は独占しており、この都市の重要性は相変わらず高い。人口ももっとも多いため国内市場としても魅力的な場所である。


ちなみに各都市の雰囲気を揶揄して、「チューハノイは愛国、パンコクは売国、シンガボーロは出国」と称される。


B.華南共和国

本国の北に位置する傀儡国家。首都は上杯。
本国と同じく大統領制をとっているが、大統領をはじめとする首脳はほぼ全て旧民主連邦軍の高官である。
その国軍も当然旧民主連邦陸軍の機甲部隊が母体である。
農工商どれをとっても生産性は高い。共和国政府は現在重軽工業の本国からの自立を目指している。

建国数年前はあちこちに地方軍閥ができて分裂状態だったが、民主連邦軍が引いた軍事用の線路が爆破され、「華南地域の既得権益を死守する」という目的で出兵、一ヵ月で平定し国が作られた。
ちなみにその線路爆破事故は枕木が数本吹き飛んだだけという不可解なぐらい軽微な事故であった。
そのため国としての基盤が弱く、未だに西部は共和国の統治が及んでいない地域が存在する。

現在は民主連邦と華南共和国で黎華議定書というものを結んでおり、この条約で完全なる傀儡国家となっている。
条文は以下の通りである。

・連邦政府ハ共和国内ニ統監府ヲ設置スル
・共和国政府ハ、連邦政府ノ推薦スル人物1名ヲ財務顧問トシテ傭聘シ、財務ニ関スル事項ハ総テ相談スヘシ
・統監ハ共和国ノ外交ニ関スル事項ヲ管理スルタメ上杯ニ駐在スル
・共和国政府ハ施政改善ニ関シ統監ノ指導ヲ受クルコト


広大な土地だけあって共和国内部で地勢は大きく異なっている。
上杯を中心とした東部沿岸、並びに南部は気候が温暖で、地味も肥えており産業・農業の中心となっている。
中央部には大分黎山脈があり、連邦の領土の中で最高峰の美雄山もここに位置している。
山脈からは鉄や石炭などの資源が豊富に採れ、共和国の「ドル箱」である。
一方西部、特に山が険峻な北西部は東部と比べて貧しく、所得格差は数十倍に上ることもある。
そのため治安が不安定であり、匪賊・軍閥・共産ゲリラ等ありとあらゆる反乱分子が跳梁跋扈している。
これらの対処が共和国軍並びに民主連邦軍の役目であり、かなり手を焼いている。


・華南共和国の主な都市

上杯・・・華南共和国最大の都市。
その貿易額は華南どころか民主連邦でも一番高い。
近年目覚ましく発展しており、華南共和国政府は経済特区として指定している。
民主連邦にとって華南地域を掌握しようと始めた華南事変は莫大な戦費がかかったが、十分元は取れているともいえよう。華南共和国の首都である。

・高菜・・・極東イージア防衛の要。
地図から見ると大分辺境にある都市だが、民主連邦の防衛にとってすこぶる重要な場所でもある。
東イージア経済にとって重要な東シア海峡に影響力を及ぼすことができるからである。
鯛湾全島が支配下に置かれた歴史は浅く、島を挙げての移民・開拓活動が進められている。

・叛港・・・華南共和国南部の大都市。
少し前に民主連邦の防衛力に不安が生じたため、LEGO連合王国が租借し、基地を設営した。
同王国資本により、租借前と比較して貿易額は右肩上がりに伸び続けている。
また外国の情報も入りやすいため民主連邦内ではもっとも自由度が高く、様々な出版社がここに本社を置いている。
本土とは巨大な橋でつながっている。

・刃華西・・・北西部の山間にある都市。
北西部地域では共和国の統治がちゃんと及んでいる貴重な地域。いわば前線拠点である。
要塞都市である一面、近頃急速に信者を伸ばしている「はかせ教」の聖地でもあり、巡礼者は絶えない。
現在産業はあまり発展していないが、歴史は古くかつては工房都市であった。


【政治体制】

名目的には大統領制であり、国民に選ばれた議員が所属する民主連邦最高議会が国権の最高機関…のはずだった。
しかし大統領が軍人であり、逮捕・リンチを辞さない激烈な選挙干渉の結果、議会は軍部の上意下達機関となってしまった。
議会は海軍派と陸軍派によって分かれており、さながら二党制のようである。
また、陸軍省、海軍省という組織があり気に食わない議員のクビを吹き飛ばすぐらいな強力な権力を持っている。
当然だが両省の仲は極めて悪く、予算の奪い合いが頻発している。

自由が節制された国民の不満を逸らすために宣伝省というものもあり、金をばら撒くことによってなんとか国民の支持を維持している。
なお、政治改革の結果中央集権制が和らぎ、州ができたため地方の分権化が進んだ。
それまでは中央からの官僚が幅を利かせ、賄賂がないと地方は予算を獲得できない有様であった。
地方分権によってある程度は腐敗が抑制されたものの、相変わらず収賄は残っている。




【制作後記】

架空国家、民主連邦についての基本設定です。
我ながら救いのない国だなぁと思います…。でも欠陥があった方が書きやすいですよねぇ。
暇な時間に国の設定についてあれこれ考えていたらなんだかすごく長くなってしまいました。
どんどん付け足したり更新していく予定です。

何しろ受験真っ只中なので

しばらくはあまり更新できないと思います。タイトルにもあるとおりミリタリー系のレゴ作品、を紹介したいと思っています。よろしくお願いします。
プロフィール

けーにっひ

Author:けーにっひ
駄作兵器と失敗兵器と旧兵器が大好きな人。
ロマン溢れるいろいろと歪んだ兵器をレゴで作るのが趣味。

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